日本人は優しい

登校中、聞いていたラジオ。
リスナーが「ポツダム宣言の部屋に行ってきました。結構狭かった」というお手紙を番組に送ってきた。DJ答えて曰く「へー。ところで、ポツダム宣言って何の宣言?」

耳を疑いましたよ。自国の歴史にとって、最も重要というべきイベントについて、知らないやつがいるのかね!それを堂々と言ってのけるヤツがいるもんかね!

義憤が破裂しそうになったが、よく考えたら、こんな人間ができてくるほどに日本人は優しかったのだ。たぶん、戦争はとっても辛かったので、我々の祖父母の世代が「可哀想だから黙っていてあげよう、悲しいことは知らなくてもいい」と思って、黙っていてくれたのだね。

でも、知らなかったら知らないで終わり、ってもんじゃないだろう。
祖父母の秘めたる気持ちを感じ取れよ。黙って堪えることの美学、それを口にはしないが推し量って受け止める気持ち、感謝の気持ちがないなんて。

こんな私はライトウイングですか?単に自分と、自分の家族と、自分の祖先を愛しているだけなんですが。