勉強してきました

朝からSEMの勉強。
いやー、面白い。技術や理論がずいぶんと進んできているので、ユーザーがしたいことがだいぶんできるようになってきている。

問題なのは、理論的背景が複雑になりすぎて、ユーザーが便利さを理解できないことだ。例えば、車はその技術的仕組みのことがわからなくても、マニュアルで運転できなくても、スイスイ乗り回すことができるぐらいに技術が進歩してきた。だから、車に乗ってあちこち行きたい、という願いを楽に叶えることができるようになった。「遊びに行きたい」と思えば、車の仕組みはもちろん、運転ができない人でも、車で行けばいいんだろうな、ぐらいには思えるのだ。

SEMも同じで、かなり自由にどこへでも連れて行ってくれる。ただ、その仕組みや運転の仕方がわからないのである。で、自分が実際怖々乗ってみたりするが、恐怖心が勝って楽しめない。とりあえず、よくわからないけど、速度計がここぐらいなら大丈夫なのよね、目盛りがここにあればまだ車は走るのね・・・ってな感じ。頑張って、教習所に行ってみても、テキストが難解でこれまたなじめない。

解決策としては、自転車(クロス集計表?)や原付(FA?)があれば私にゃ十分、と思うか、タクシーに乗る=運転の専門家を探す、ってところだろう。今後、タクシーが商売として成立するかもね。

今回感じたのは、こりゃユーザーが片手間に運転を習熟するには、無理があるぐらい難しくなってきたな、ということだ。やるんなら、SEMの専門家をめざして、SEMで食ってくぜ、というぐらいの気概が要りそうなのだ。FAぐらいなら、足代わりに乗り回すのはもちろん、私のようなカーマニアが味わいを楽しむ、ってなことができたのだが。

しかし、SEMは究極の手法でもある。これをマスターしておけば、なんでもできるんだがなぁ。やっぱり一番の近道は、なんでもいいから一旦公道に出て走ってみることですかな。

とにかく実りある三日間だった。一年分の勉強ができるので、全く助かる。統計コスギボンも、いろいろ書き加えたくなってきたな。