まじでキボンヌ

今まで英語で文章を書くとき、Exciteの翻訳ページにお世話になっていた。
今ではどこのサイトでもやっているが、タダで翻訳してくれるんですよ。すごいじゃないか。もちろん100%まかせられるわけではないので、私は1.日本語を書く、2.自分で英語にする、3.エキサイトで英語にしてもらう、4.2と3を比較検討、5.出来た英文がエキサイトで日本語にしたときに意味が通るかどうかをチェックする(ダブルトランスレイト(笑))、という手間をかけていた。

それでも出来はよいとは言えない。とりあえず英文になった、というぐらいなのだ。いろいろおかしなところが山積みである。

論文にするには、これをネイティブにチェックしてもらい、定冠詞、不定冠詞はあっているかとか、時制は大丈夫かとかいったところを直してもらう(もちろん相手が同じ畑の研究者なら、用語のチェックなども頼んじゃう)。あるいはこのネイティブ・チェック、有料で専門家にお願いする。最近はこの手のサービスも増えてきた。心理学の専門家もついたりするので、英語のチェックにくわえて、文章構成のチェックまでしてくれちゃうってんだから、ありがたいやらなにやらで。

さてさて、ともかく、エキサイトを使っていたのではあまり出来がよろしくない。
で、今回は有料の専門的ソフトを導入してみた。

今までもあることは知っていたのだが、金を出して買うほどじゃねーや、とか、どうせエキサイトとかと同レベルだろ、と思っていたのであんまり使う気にならなかった。
今回はなるべく急ぎたい+ほんっとに悪い英語(もとの日本語のせいでもある)しかできない、ということで導入した。

いや、驚いた。
結構なもんである。ちょっとした論文調にチャンとなってる。エキサイトより、それっぽいのだ。具体的には言いにくいけど。うわー、やっぱり専門型は万能型に勝るねぇ。心理学の専門というわけじゃないが、十分科学論文的に書いてくれる。

音痴でもいい音楽はわかるように、料理が出来なくてもおいしいものがわかるように、文章についても、自分で美文を生み出すことは出来ないが、美しさを判断する審美眼ぐらいはもってるつもりだ。

とりあえず、通読&再チェックだけどね。ヤレヤレ・・・

さて、これは自分の能力のなさを露呈する、情けない話なのか?
それとも技術の進歩によって、誰でも美文が書けそうだという、夢のある話なのか?