研究会

昼から友人と二人で、データの解析を始める。
ともかく複雑なデータだ。二層三元と正面切ってぶつかると、とても面倒ですね。
とりあえず平均値を算出した。一気に多変量解析に行ってもいいのだが、それだと実感が得られない。わかった気になってしまうからね。

こんなことを私が言うと、変わったなぁと思われるかもしれない。
まぁ長い年月をかけて、データとの向き合い方について勉強してきたこともあるし、何より先月中旬以降、何かと具体的にプレゼンをする必要に駆られているので、頭の中が「反・抽象的思考」モードに入っているのが大きい。

今度やるシンポジウムの原稿を見て、一瞬笑ったもんね。なんだこの抽象的で中身のない話は、と。
自分で書いていると気づかないのだが、こうしてみせられると、F流の話口調というのは危険だとわかる。先生のようにわかっていてやっているのは、もう仕方がないという意味も含めてOKなんだけど、我々がヘタにそれに感化されるのはマズイね。赤ペンで半分ぐらい削除してきた。

いつ頃になったら、いいバランスをもった研究者になれるのかな。もう少しかかりそうだな。
頑張ろう。