パタパタと、コツコツと

 ノンビリ学校に出かける。

 出かける前に、出版社からゲラ刷りがやってきた。月曜日に校正して送り返したものだが、もう再校原稿が来ている。これぐらいの速いペースで仕事ができると、大変気持ちがよい。

 最近、登下校中にSF小説を読んでいる。
 I.アシモフの「ファウンデーション」シリーズは昔から好きだ。アシモフが亡くなった後、三人のSF作家が遺族の許可を得て、その続きシリーズを書き始めた。それを読んでいる。
 正直、それほど面白くない。アシモフの時代にはなかった、仮想空間やコンピュータネットの話を絡めて書いているのだが、それが帰ってわかりにくい。しかも、著者の趣味に走りすぎてる感じが鼻につく。アシモフもかなり変な個性を持った作家だったとは思うが、私にはあっていたのだろう。他人がそれを真似たりできるものではない。
 まぁ読み始めちゃったから、最後までつきあいますけど。

 ゼミが終わった後、梅田で後輩と会って少し話をする。
 再校原稿の写しを渡して、彼にも校正してもらうのが主な要件だったのだが、近況などの話をちょこちょこと。
 変なところに考えが行っている、とネット上の日記で書いてあったが、思いの外まともだった。