ツッコミどころ満載

日曜朝の定番、「ハリケンジャー」が最終回を迎えた。

妻の出勤が朝早い日は、これをみる時間にちょうど朝食を取る。
そのおかげで、第一回から楽しんでみさせてもらっている次第。

今日のハリケンジャーは最終回だが、相変わらずツッコミどころ満載だった。
空に怪しげな妖気?がとぐろを巻いているところに突入するところから始まるのだが、その怪しげなスペースは「あれ」という指示代名詞で統一されている。「あれにむかって・・・・」「あれにつっこめば・・・」「あれの向こう側に・・・」。なんなんだ、アレって。

そして話はトントン拍子に進み、開始3分後にはアレを突破して敵を撃破。その4分後にはアレを破壊されて怒りに燃えるラスボスも撃破。展開が早すぎる・・・。

ラスボスはその後、「暗黒七本槍」と呼ばれる悪の幹部に分解するのだが、この七本槍の構成もイマイチよくわからんのである。ギャル(死語?)がいたり、グラマーなお姉さんがいたり。グラマーなお姉さんなんか、胸を強調するコスチュームだから笑える。子供に何を訴えかけているんだ(ちなみにヒーロー側、ハリケンジャー・ブルーも女性だが、彼女も意外とボインであった。これは視聴者サービスか)。

最後の敵をやっつけたら、おきまりの海に向かってポージングのシーンである。ハリケンジャーらがヘルメット?(顔面部分の鎧)を小脇に抱えて「やったなあ、俺達」みたいなセリフをはく。このとき視聴者は初めて「あぁ、変身とかいいながら、ただのコスプレだったのね」と気付かされるのである。

仮面ライダー555も相変わらず面白い。日曜日の朝はなかなか充実している。