2011年度若手研究(B)の審査結果

↓この記事をみて,情報が開示されたことを知った。敗戦から何を学ぶかが大事。俺も自分の結果を顧みてみよう。
2011-05-17 – 発声練習

今回エントリした分野は社会学。若手Bの採択率が29.9%で,分科(社会学)内は38.3%。細目の中では37.4%。

俺のおおよその順位は「B」,つまり「応募細目における採択されなかった研究課題全体の中で、上位21%〜50%に位置していた」レベル。

前回,ほぼ同内容の研究計画で「A」だったので,下がったなぁ。Aを取った研究計画を推敲して下がった,というこの事実をどのように受け止めようか。こちらの変化なのか,評価者の変化なのか・・・うむぅ。

さて,「評定要素ごとの結果」である。結果は次の通り。

評定要素 あなたの平均点 採択課題の平均点
1.研究課題の学術的重要性・妥当性 3.25 3.39
2.研究計画・方法の妥当性 3.25 3.27
3.研究課題の独創性及び革新性 3.25 3.26
4.研究課題の波及効果及び普遍性 3.00 3.31
5.研究遂行能力及び研究環境の適切性 3.50 3.52
6.研究計画と研究進捗評価を受けた研究課題の関連性 (該当なし) (該当なし)

うーん,どこかが飛び抜けて悪い,というわけではないのかな。強いて言うなら,1.と4.か・・・
でもこれって,「テーマが全体的になんか駄目」ってことなんじゃないか?!Σ(ToT)

しかもその次の項,「(2)【審査の際「2(やや不十分である)」又は「1(不十分である)」と判断した項目(所見)】」は,どこにもチェックが入ってないという・・・

つまり,「何か・・・悪くはないけど・・・まぁ駄目」ってことなんじゃないか?!

最後に,

3.その他の評価項目の評定結果
 (1)人権の保護及び法令等の遵守を必要とする研究課題の適切性について
  ?「法令遵守等の手続き・対策に不十分な点がある」と評定した審査委員はいませんでした。
  ?「法令遵守等の手続き対策が講じられておらず、研究を実施すべきではない」と評定した審査委員はいませんでした。
  ?「記載内容が不十分であるため、法令遵守等の手続きが講じられているか不明であり判断できない」と評定した審査委員はいませんでした。

 (2)研究経費の妥当性について
  ?「研究計画の内容から判断し、充足率を低くすることが望ましい」と評定した審査委員はいませんでした。
  ?「研究経費の内容に問題がある」と評定した審査委員はいませんでした。

ですって。

つまり・・・どこが悪かったんだってばよ!(笑)

あー,どうしようかなぁ。
来年度もこれと同じ研究計画で行くか,この「全体的に否定された」テーマそのものを変えてしまうかだよなぁ・・・。

しばらく悩んで,次のチャレンジにつなげるとするか。