愛も根もない話

先週、自分への誕生日プレゼントのつもりでiPhoneに機種変更した。
かなり迷って、覚悟を決めての機種変更だった。普通の携帯電話でできることができなくなる、というデメリットを覚悟して、ひょっとしたら便利になるかも、という期待とのせめぎあい。発売から随分経って、ネットなどで評価を見比べることで、だいたい覚悟が決まってきたので変更した次第。

実際、この一週間を使ってどうかというと、思っていたような不便はそれほどなく、思っていなかった便利さがいろいろあったので、結論として私にはあっていた、と言えそうだ。

別にたいしたことがしたかったわけではない。PDAと携帯電話(通信機能)を一体化したかったのだ。
具体的には、スケジュールをGoogleカレンダーで管理しているので、それを持ち歩き、随時加筆修正できるようになりたかったのだ。

これについては、非常に簡単にできた。iPhoneのカレンダーがそもそもGoogleと同期できた、というだけのはなし。こうなると、あとはiPhone のもつおもしろ機能を楽しむだけである。

3GSで反応速度もバッチリだ。かな入力なども、三日しないうちになれた。WiFiとの併存/切り替えについても非常にスムーズ。出先でネットニュースを見たり、mixiにログインしたり、Twitterでつぶやいたり、ということも、驚くほど簡単にできた。

こういったインターフェイスの作り方にかんして、Appleという会社は天才的だとおもう。当たり前のようなことだが、基本的に操作法が直感的にデザインされている。だから、思ったとおりに機械が動く、という喜びを日々感じられている(M$ならこうはいかない。細かい設定をしたり、裏技を使う必要があったり・・・。実際X01HTではそれに耐えかねて数カ月で機種変した。)。

さて、事前の懸念のもう一つがメールに関すること。
これは実際使ってみるまで気付かなかったことがあるので、記録しておく。
すなわち、愛(i)と根(ne)の話である。

今まで、ケータイのメアドとして****@softbank.ne.jpというのがあった。
iPhoneを持つと、***@i.softbank.jpという新しいアドレスを使うことになる。
幸い、今までと同じ***部を取ることができた。
しかも、いつかのニュースで読んだのだが、以前のアドレスも利用できるように機能拡張がなされたとのこと。確かに、周囲にメアドの変更を伝えなくても問題なく使えているようだ(購入していきなりメールが入って驚いたほどだ)。

さて。今までのアドレスは「根」がついていたが、新しいのには「ne」がなく「愛」がある。愛と根の両方を入れると、そういうアドレスはありません、とメールがバウンスしてくる。
愛がある方が、iPhoneのメーラーとして利用できる。
根のある方は、MMSとして処理される。

機種変更の連絡をしていないから、今までの人からはほとんどMMSで送られてくるのだが、これって連絡したものかなぁ、と悩んでいます。TOとCCの判別なんかができてないので。

でもまぁ、これぐらいならいいか。

もしこのブログを見た人で、気になる人がいたら、私のアドレスは***@softbank.ne.jpの他に***@i.softbank.jpもあるのだ、とお察しください。