2015年まとめ

まいど!年末ですね!

25日にお歳暮交換会をして,一足先に仕事納めをしてしまいました。帰省してのんびりしております。

帰省の道中で「今年の俺の10大ニュースってなにかなー」と思って考えていたんですが,なかなか難しい。一つは大人になるにつれて「口外できないこと」みたいな案件がいくつかでてきて,それをこんなところで書けないもんねー,とおもっていたら,去年の俺も書いてなかったw

まあでも,無理してでも出すことに意味があると思ったんです。全部「いろいろあるわな」と言ってしまったら,ますます記憶が薄くなるからね。ということで,頑張って思い出して総括しますよ。

  1. 家のこと
  2. 師匠の退職記念パーティー
  3. イタリア行ってきたよ
  4. 欠番
  5. 丸坊主にしてみました
  6. 欠番
  7. 冷蔵庫が入らないなんて
  8. 新入生合宿研修
  9. ゼミ合宿と学会発表と病院
  10. 40前,さらに仕事が

 

一位の「家のこと」なんですけど,本当はこれだけでランキングをほとんど埋めてしまうんじゃないかしら,ってぐらい。というのも,ほぼ一年がかりでやっていたことだから。土地を探し,うまくいかず,中古マンションを見に行ったりしたものの,結局(まだふみもみず)土地を買うことになり,家を見て回ってローン組んで餅巻いて・・・。一生もののことだけあって,結婚と同じぐらいエネルギーを使う感じですね。例えば7位のことなんかも関係するし,それより何より,本当はいつも一位にしておきたい「家内安全」が今年も叶ったということ。子供たちがすくすくと育ってくれたおかげで,今の狭い賃貸じゃあどうしようもなくなって,うれしい悲鳴というところ。40の前厄ってこともミソで,これで厄落としになる・・・らしいぜ。イベントとしてひとくくりにしてしまっていいのかな。

二位はもうねー。まず,2年ぐらい前から準備しててね,本当にありがたいことにまた気のいい仲間たちとお仕事ができた,イベントができたということが嬉しかったです。イベントの内容的には悲しいことでもあるはずなんだけど,きちんとできた,とか,ちゃんと盛り上がった,というか,いろいろうまくいったことがうれしかったです。よかった。こんなことはもう人生で2度とないでしょう。

第三位は,母とイタリアに行ってきたことです。学会ですけどね。食べ物がなんでも美味しいし,街ゆくイタリア人セニョールはみんなかっこいいし,最後の晩餐も見たりちょっと足を伸ばしたり・・・まあ思いでいっぱいでしたよ。母に仕事している姿も見せられたしねw

第四位,第六位はこれまた守秘義務に関わることでもあるのでー,言えないのでー。

五位に入れたのは珍しく外見に関することです。死ぬまでに一度やってみたかったこと,まわりからやるなやるなと言われていたこと,でも不惑になるまでに惑ってみたかったこと,で,6ミリで丸刈りにするというヤツを体験してみました。頭の触り心地が面白い,周りの反応が面白い,徐々に伸びていく雰囲気が楽しい,いやもういろいろ楽しかったです。個人的にはもう一回ぐらいやりたいんだけど,だめかなー。まあやりたくなったらやります。ただ,顔も含めてあだ名が「丸い」って言われたのはショックだったなw

七位の冷蔵庫云々は,買った冷蔵庫が今の家に運び込まれなかった問題です。「家が狭くて返品して悪かった,だから家を大きくしたよ」と言いながら,秋口にまた買いに行ったんですけどね!このネタができてよかったw

八位,九位は仕事のことですねー。八位の件は,一年生に関することかな。今年から改組されて,一年生チューターにもなったので,いろいろ仕掛けをしてみたんです。個人的にはちゃんとやれたし楽しかったし,ゼミ生が頑張っt稀有れたのも嬉しいですね。九位の件はゼミのことですが,ゼミ合宿と学会発表を一緒にやるってのは効率もいいし面白いな,ってこと。ちょっとしたハプニングもありましたけどね!

 

最後に十位。「30代に来た仕事は断らない」というポリシーを10年間やってきましたが,来年からはちょっとちゃんと考えるぞ!とか思っていたら,駆け込み需要かよ!という感じで大物の仕事が飛び込んできました。偉そうに言いましたが,基本的に仕事をもらえることは嬉しいことです。選ぶつもりも別にありません。誰にも求められなくなったら,この商売も終わりですからね。他人に「あいつ変なことやってんなぁ」「あいつの話を聞いてみたいなあ」と思われるような人間で居られるように,これからも精進していくつもりです。ただ,来年からはそろそろ「仕舞の大仕事」も考えていきたいなってこと。あと20年しか仕事ができにとすると,10年計画で5年でやって5年で仕上げる,ぐらいのつもりがいるからね。ちゃんと研究者人生を全うしてから死にたいと思っています。

でもよくよく考えると,結局この一年は一言で言うと,年齢のことを気にし続けた一年だったと思う。不惑前に,30代最後に,今できること,これからしたいこと,ずーっとそういうことを考えていたような気がする。記録には残りにくいけど,体が徐々に硬くなっていったり動かなくなっていったり,高尿酸値で健康診断で「要検査」が出たり,といろいろ気になることがあったわけで。多分来年来る「40代」ってのをかなり意識しているんだろうな。というのも,俺は昔から兄貴やオヤジのような大人になりたい,と思ってきたからで。

家のローンを組んだ時に,銀行が生命保険を俺にかけるという話で,「ああ世の中そういう仕組みだったのね」ということを思うと同時に,「あれ,これで死ねるな」とも思ったのは事実。もちろん研究者としてはまだ死ねないよ。私人としても,妻や子供を残して死にたいわけではない。ただ,社会的に死ぬことの許可が得られたような,そんな変な感じがした。それは決して不快感ではなく,安心感のような。

まだまだ大人になれないなー,という感じを抱えつつ,今年を収めて,来年からもまだまだやっていきたいと思います。