予防と対策

今日は昼から大雨だというので、傘を持って車に乗って出かけた。結局深夜0時頃になって、やっと降り始めたような次第であって、金銭的コストと体力的コストを考えると、車で登校するほどでもなかったな。後の祭り。でもまぁ、ぎりぎりまで原稿カキカキしてられたので、よしとするか。

社会心理学会、日本心理学会の原稿はどちらもWebで投稿できるようになったので便利になった。
もう両方とも投函(投稿)してしまいました。これで少し楽になったかな。次の締め切りもすぐそこまで来ているのだけど(水曜日)。

ところで、特筆すべきは日本心理学会である。最近はネットでテンプレートを配布することが多いのだけど、日本心理学会はTeXのテンプレートを配布しているのである。本当に便利だ。デザインを考えなくても、美しく版組してくれるのだもの!!

社会心理学会はWordのテンプレートである。使えというので使っているが、使い勝手はすこぶる悪い。特に図表を埋め込むときに不便さを感じる。何でそこに入るんだよ、何でその作業でそこに飛んでいくんだよ、俺はここにスペースを空けたいのに許してくれないのかよ・・・。勝手にレイアウトをしてくれるのはいいんだけど、そこにはTeXのような美しさがないんだよな。美的センスのない俺でさえ、そこの空白は要らないだろう、なんて思ったりするんだもん。結局今回も、無理からスペースを自分で作り出して(改行などして)、テキストボックスやオートシェイプで形を整えたもんな。そうするとオブジェクトだらけになってファイルサイズがふくらむから、PCに負荷をかけるし、心配になるのでPDFに変換してから提出した。なんだか手間だ。

ところで、今日の多変量解析法の授業は失敗だったかも。
因子分析法の説明で、固有値分解を説明せずに相関係数から因子負荷量を析出する方法を説明することは、果たして可能なのだろうか。固有値分解の説明をしようとすると、行列の四則演算を教えないといけないので時間ばかりかかるし、そこを省くと「なんだかよくわからんけど、固有値というのがあるらしいですな?」という理解しかさせられないだろう。いろいろなページを見ても、固有値分解は避けて通っている。しかしそれでは学生の頭の中に「?」しか残らないんじゃないだろうか・・・と不安になる。心の師(T先生)もそこはパスしていたけどなー。うーん。結局「教えようかなぁ、どうしようかなぁ」と迷っている教師の不安が、そのまま出たようなかたちの授業になってしまった。来年度やるときは、そこを何とかしたい。なんとか。

誰かいいアイディアを持っていたら教えてください。