体験を売るというスタイル

Appleの対応

先日から何度か,iPhoneを使っているとバッテリー残量があるにもかかわらず,勝手にシャットダウンしてしまう現象が起きていて,頻発するのでネットで調べて見た。

で,アップルのサポートデスクに連絡すれば診断プログラムが実行できるようにしてくれる,という情報を得たので,Webから電話予約することに。

予定時間通りに電話がなり,症状を伝え,診断プログラムに進むかと思いきや,ダウンロードやその実行で何度か失敗。どうするのかと思っていたら,「ハードの問題かソフトの問題かはわからないけど,とにかく困っているだろうから,代替品を送ります」という。

Apple Care+に入っていたからで,エクスプレス交換サービスをどうぞ,ということだそうで。クレジットカードの与信確保は必要だといわれて(それについても説明してもらいましたが),同意したらすぐに手配してくれて。週明けには新機種が届いて,バックアップから復元したら,すぐ元どおりに。

 

個人的には,ハードとソフトの問題かどっちか見定めたかったな,とも思う。多分あのソフトとあのソフトを同時に使うのがまずいんだろう,という見当はついていたから。

とはいえ,サポートがとにかく「お客様はご不便でしょうから」という対応をしてくれる,というのは悪くない,と思った。

アップルという会社はハードでもソフトでもなく,体験を売っているんだな,というのがよくわかった事例。