うでがなまる

四月は本の校正で追われていて,最近は学内業務で忙しくなってきた。

あちこちに行くし,あちこちに指示したり,連絡したり,相談したりされたり,報告したり,カウンセリングの真似事したり,読んだり読まされたり,と忙しくはしているんだけど,右から左に情報を動かす作業って,必要なんだけど評価0なんだよな。情報を作り出す,「クリエイティブ」なことをして初めて意味のある世界にいるんだから,つまり四月はほとんど仕事してないようなもんだ。

これではいかん,とおもって雑務を全部やっつけた昨日の夕方,少し時間があったので久しぶりにstanコードを書いた。
リハビリかねて簡単なプログラムから行こう,としたんだけど,見たことのないエラーでコンパイルできない。
ねばって画面を見つめつつ,悩んでいたけど,もうタイムアップだ,と疲れて帰宅。

 

さて今日は,珍しく予定のない土曜日なので,ゆっくり寝た。予定のない午前中だったから昨日のコードが気になって見直したら,10分ほどでスペルミスにきづいた。なんだ,<loower=0,uppker=K>って。

こんなのにも気づかない程度に疲れていたのか,腕が鈍ったのか。何れにせよ,ピアノの運指みたいなもので,コツコツやっておかないと忘れちゃうんだよなあ。

 

で,余計な一言を言わせてもらうと,日本の大学で生産性が落ちている,っていうのはこういうのの積み重ねなんだと思うんですよ。雑務を増やすと研究者は役に立たなくなって行くし,遊んでいる研究者は遊んでいるんじゃなくて,いつでも爆発力を出せる余裕を作っているんだぜ・・・