ポリ男

 今日は保健所にて予防接種。

 「注射だぞ〜、痛いぞ〜」と娘を脅していたら、妻が横から「経口投与やで」という。そうなのかっ!どうも、予防接種=注射という図式ができあがっているので、それ以外の方法で投与することを思いつかなかった。

 本当は10月14日が予防接種の日なのだが、その日ワタシの都合が悪いので、この日に変えた。混雑も避けられるだろう、と考えた読みが甘かったのは、後ほど思い知らされることになる。

 保健所の前は非常に細い道で、車でのご来場はお控え下さいと言われてはいたけれど、雨も降っていたので車で行った。日を変えたのだからいいじゃないか、とも思っていた。
 ところが、保健所が近づくに連れて車が動かなくなるんである。そう、保健所渋滞なのだ。妻と子は途中で下ろして、あるいて先に行ってもらう。そうでもしなければ、本当に動かなかったのだ。
 ひどいもので、たまりかねた車が対向車線を走って民家の前に停めた。この家の人だったのだろうか、と思うがそうではない。助手席に子供が乗っていて、その人はT字路を右折で入ってこようとしていたものだから、自分が渋滞を引き起こしていることに耐えきれなくなったようだ。で、とりあえず曲がるだけ曲がってみた模様。しかし、そうすると本来行きたいルートに行くには、バックして、対向車線を横切って、連なっている本線に横入りしなければならんのである。当然できるはずもなく、民家の前で立ち往生。残念、正解は右折を諦め直進して別ルートを探す、でした。

 ポリオとは小児麻痺のことだったらしい。へぇ、と後になって気づいた。ともかく、アナフィラキシー・ショックの心配があるので、摂取後半時間ほどは所内で待機しなければならない。そういうこともあって、回転率が悪くなっているのだ。

 帰り道、さすがにその車は脱出していたが、結局脱出に何分ぐらいかかったのかなぁ。