Kosugitti's BLOG

アンドロイドは正規分布の夢を見るか

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2003 / 11月

魂ゲージ、回復ぅ〜

 表題は、太鼓の達人より。

 金曜日は朝から晩まで、データを取りまくっていたが、まだ少し足りない。帰宅してデータを整理するとあと約10名ほど要るのだ。
 テンパって、ドタバタしながら、ギリギリまでどうしよう、どうしようと思っていたのだが、少し落ち着くことにした。

 博論も残すところあと二章。もちろんその後、全体を整えるという一大作業が待っているんだけど、今までのペースで行けばなんとかなろう。いや、なんとかするのだ!←こういう感じで、かなり意志の強さが求められる作業です。論文って。

 とまぁ、そう考えると、一旦落ち着いて全体を見通す必要があるような気がしてきた。
 データは来週に入ったらまた取るチャンスがある。分析は俺様の手にかかれば、半時間ほどのプロセスに過ぎぬ。がっはっは。←こういう感じで、盛り上がったり凹んだりを繰り返す作業です。論文って。

 そこで、ここ数週間全力疾走していた、その疲れを癒すために、昨日は一日完全休養日とした。目標として、丸一日PCの電源を入れないこと、をあげた。PCは何も仕事ばかりではない。プライベートなメールも来るし、ウェブでニュースを読むのも楽しいのだ。しかし、そこを敢えて止めて、パソコンのない生活を一日過ごすことで、リラックスすることを考えたのだ。

 金曜深夜、眠りについたのは2時頃だったが、土曜日に起きたのは13時頃。お昼ご飯を食べて、15時頃から19時頃まで昼寝。起きて晩ご飯。プレステで遊んだり、ゆーっくり風呂に入ったり、寝ころんで本を読んだり。
 あぁ、リラックスした。

 今日は昼前に妻を職場へ送り届け、貯まったメールの処理などをして、昼下がり。
 さて、すこーしずつ、ゆるーくゆるーく現実に戻っていこうかね。



尊敬できる人

 尊敬できる人はいますか。生き甲斐はありますか。心のよりどころは?

 今日は非常勤先で、後輩が卒論のデータを取りたいということなので、授業時間を少し割いた。
 その調査用紙(アンケート用紙、といえば一般人もわかるか)のなかに、上に書いたような項目があったのです。

 学生は悩んだね。
 「尊敬できる人・・・って、だれ?」ということで、ここに来たとたんに筆が止まる。
 「ほれ・・・好きな小説家とか、ミュージシャンとかいないの?ナイチンゲールとかの、偉人は?」と言ったら、「あぁ、そういうのを書けばいいのか!」だと。
 確かに、「尊敬する」という感情(?)はなかなかわかりにくい。単に好き、というだけではないのである。心からわき出る感情でもあり、理性が求めるところのものでもある。だから、どういう対象を選ぶべきなのか、というのがわからんのだろうな。
 あと一つは、学校の入試マニュアルのせいじゃないか、と思っている。「面接で尊敬する人は、と聞かれるから、そしたら父とか、母ですって答えるんだよ。相手にとってどんな人かわからないから、それ以上質問は来ないんだよ」という面接対策マニュアルというか、面接時のノウハウとして「尊敬する人」というものが入っている。そうすると、ゲームをクリアする感覚で、これを聞かれたらこういうものだ、という知識になってしまっているのではないか。だから、感情を伴った「尊敬できる人」がイメージできないのではないか・・・

 などと、考えを巡らせたのであった。

 ちなみに「書くことがなかったら、俺の名前(小杉先生)って書いておけよ」といったら、吹き出して「ありえへん」と言われた(笑)
 近年、教員は尊敬の対象にならないようです。



時間がぁぁぁぁ

 明日は振り替え休日。世間様は休日。でも大学はある。すでに述べたとおり。

 あぁ時間が欲しい。

 最近、一ヶ月先のことを考えて「その頃には終わってるよな」と思って、少しリラックスしたりする。
 でも、そのためにはこの一週間〜10日ほどで、最後の峠を登り切ってしまわねばならない。
 データも増やすことにしたし・・・ギリギリだな、こりゃ。

 かつてないほどギリギリ感にさいなまれています。



実験データを分析してみた

 データの分析に取りかかる。

 朝、布団の中にいるときから「どうやって分析しようか」とアレコレ頭で考えていた。おかげで休みなのに、朝から興奮気味で・・・。

 休みの日なので、勉強のことから外れてのんびりしようとは思っていた。
 妻の仕事が速く終わる日なので、車で迎えに行き、旧家の掃除をしたりもしてきた。

 どうにも我慢できないので、夜、分析に取りかかる。
 これがまた、面白い結果を出してくれるんだ(笑)

 考えた末、もう少しデータを増やそうと思い至った。その方が統計学的にもいいだろうから。

 以下、告知。

 ***急募***

 20代の男女、各18名を追加募集します。
 実験はコンピュータに向かって、表示される問いにマウスで答えていくだけの簡単なもので、10分〜15分ぐらいで終わります。
 もし、このページを見ていて、協力してやってもいいよと思った人は、管理人コスギコウジまでご連絡下さい。

 ********



終わりました

 なんとしても、今日終わらせたかった。

 認知の実験をしていたのである。結果はどうだろう、個人差も激しいみたいだが、実験者としてみている感じでは、ちゃんと仮説通りの結果になっていそうな気がする。

 明日から分析である。
 データは取り終えた。あとは、10日ほどで書き出すだけだ。

 それがしんどいんだけどね。



ミーム

 今日の非常勤は、山の上にある。

 雨が降りそうだったので、バスに乗った。坂道の道中を、バスだと途中まで運んでくれるので、ずいぶんと楽なのだ。

 帰りは降っていた。傘を持っていない学生数人と一緒になったので、タクシーに乗り込んだ。
 彼女らは、普段から気軽にタクシーを使っているようだ。学校の正門前まで行ってくれるメリットがあるし、なにより数人で割り勘にすればバス代(200円)より安くつく。
 しかし、驚いたのは、彼女らは見知らぬ人間とも乗り合いをするというのだ。

 最寄り駅のバス停にいくまでに、タクシーを待っている学生を見かけることがある。友達を待っているんだろうな、と思っていたが、今日の話で必ずしも友達を待っているのではないことを知った。同乗者=同じ大学の学生を待っているのである。
 彼女らは、5人で乗り込むという。そうすれば一人あたりの持ち分は、ずいぶんと安くなる。だから、目的地を同じくする人間が五人集まれば、必ずしも知り合いである必要がない。また、あまりにもこのルールが行き届いているので、もはや「ご一緒してよろしいかしら?」というような挨拶も不要だというのだ。目で見て「仲間だ」とわかればそれだけでいいという。
 タクシーの運ちゃんいわく、言葉を使わずに、手だけで合図することがあるそうだ。遠くから来る学生に、指を一本立てて「一人か?」と訊く。頷けばそれでよし。あるいは、指を四本立てて「いま四人集まってるの?」というのを訊くそうだ。ブロックサインですな。
 わざわざ挨拶したり、会話をするのはわずらわしい。それでも、坂道を歩くのは面倒だ。そんな中から生まれてきた、「適度にお互いを利用しあうルール」である。
 同情した学生曰く、「この大学に来て、そういう文化があるのに驚いた」「支払う人間は真ん中に座っている子。両隣からお金を集めて、代表して渡すの」。
 そこまで細かいルールが文化としてできているとは。
 この文化は、いつ頃発生したかはわからないが、次の世代へと脈々と受け継がれていくようだ。

 文化の発生。研究したら面白そうなテーマだ。Oくんならなんと言うだろうか(笑)



月曜日も書く

 学生に「土日しか日記は書かないのですか?」と聞かれたので、今日も書く。

 今日は朝から非常勤。
 来週の月曜日は、暦の上では祭日だが、この学校では授業がある。ハッピーマンデーのせいで、月曜日の授業時間が減ってしまったのだ。教える側としては(おそらく教わる側も)授業時間が減って困ることはないのだが・・・仕方あるまい。
 来週あるよ、とアナウンスしたら、案の定いやな声が聞こえてきた。

 夕方帰宅すると、妻がまだ帰宅していなかったので、軽く部屋を掃除しながらカセットコンロを探す。引っ越し以来、こればっかりは出てこないのである。やれやれ、困った。本当は鍋にでもしたかったのだが、そうこうしているうちに妻も帰ってきたし、おなかも減ったので焼きそばにした。えらい変わりよう。

 その後は博論の執筆を少し進める。
 そろそろ完成形が見えてきてもいい頃なのだが(涙)



違えた

 食後にごろりとなっていたときに・・・肩の当たりがグキリと寝違えた?感じ。筋を違えたと言うべきか。なんせ、痛い。

 今日は一日Visual Basic.NETである。
 後輩が実験でVBを使うというので、そのお手伝いをしていたおかげで、だいたいのノウハウが理解できているから、スムーズにプログラミングが進む。昼から初めて夕方には完成した。
 夜になって、後輩にやってもらう。大きなエラーはないようだ。実際の実験で、どのような結果が出るか楽しみである。

 今日は一日外食であった。外食は味付けが濃いのだろうか。のどがかわく。牛乳を飲んだら、よけいにひどくなった。冷たいお茶を作っておくような季節ではないし・・・

 筋が痛いにゃーと思いながら、学生のレポートを採点する。前期に比べて、ずいぶん人間的なレポートを書くようになってきたものだ。でも、お願いだから、レポートの表題を「小杉先生」とするのは止めてください。内容に沿ったタイトルにしてください。



書こうと思っていたのだがね

 今日は日記を書こうと思っていたのだ。しかし、もはや今日は今日でない。

 休みがない日が続いたので、今日はゆっくりするつもりだった。
 妻を車で送り出してから、久しぶりの二度寝。ぐっすり眠り、疲れも取れた。

 昼からものんびり研究活動を開始。
 さして急がないものを片づけたりしつつ、余裕のスタート。

 夜になって、本格的にはじめたとたん、とんでもないエラーに気がついた。
 研究の根幹に関わる図版が、間違っていたのだ。
 一年間ほど、間違えたまま使用していたらしい。あちこちで誤った発表を繰り返してきたことになる。

 ロジカルな部分は間違っていないのだが、点線にするべきところが実線になっていたりして・・・16パタンある図のうち、2つ誤りがあったのだ。

 掲載される論文は、編集委員会にメイルすることで対応。
 すでに間違えたまま図版を使用した文は、仕方がないと諦め。
 博士論文で、これを使っていた章は、図版の差し替え&文章の修正。

 それらが終わって、深夜2時をまわってから、本格再始動。
 なんだかずいぶん回り道をした。



復活!

 えらい長い間止まっておりましたな、この日記も。

 一週間以上ストップしていたが、それは引っ越しのせいです。
 この忙しい最中に、引っ越しをする羽目にあっていたのである。

 4日は阪大のシンポジウムで発表してきた。なかなか好意的に受け取ってもらえたと思う。

 5日は非常勤に行き、帰ってきてからは論文の改稿である。

 6日は朝から学校。後輩の指導?とともに自分の仕事もコチコチ進めたりして。とりあえず邂逅が終わって、先生の返事をもらおう、という段階まできた。

 7日。この日から引っ越しが始まったのである。そう、一日で済まなかったのだ。
 まず午前中に非常勤をこなす。
 終わるやいなや帰りの電車に乗る。途中で、手伝いに来てくれる友人に追いつき、ほぼ同時に帰宅。帰り着くやいなや、荷造りを開始した。あとで聞いたことだが、この友人も、ついたときの状況を見て「絶対この週末ではおわらないな」と思ったそうだ。それぐらい準備が進んでいなかったわけ。
 で、夕方にその手を止めて、さらに別の友人と合流し、今度は映画を見に行く。そう、Matrixですよ。20時からのレイトショーのチケットを、前もって入手してあったので、並ぶこともなく大変良い席で見ることができた。
 内容については、これから見る人のネタバレになってもマズイので、差し控えておくが、いい意味で裏切られて、大変嬉しかった。三部作として出来がいい。終わってから色々思わされるのもいい。三部作では、第三部が一番いい。ともかくも、私の中でトップ3を独占する映画になったことだけは間違いない。

 さて、夕刻帰ってきて、翌日に備えて眠る。友人二人が泊まりに来ていたのだが、ホストたる地位も忘れてぐっすり眠りこけた。だってこの日のために、スケジュールがずいぶんと詰まっていたのだもの。

 翌8日は朝か起きて、荷造りをしたり。実兄と、妻の後輩二人が手伝いに来てくれて、さらに作業はスピードアップ。
 今回わかったことがある。自分で荷造りをすると、なにやら秩序を考えてしまうので、結局時間がかかる。その点、友人に「ここのエリアを頼む」といっておけば、とにかく目に着くものを詰めていってくれるので、秩序はないがスピードが速い。いい意味で「他人事」だから、信用できる友人に荷造りしてもらえると、かなり早く済むことだけは確かである。

 新居と旧居を四往復すると、全ての大荷物が運び終わった。全員で焼き肉を食べ、打ち上げとした。余談だが、こう言うときにこそ「お疲れ様」というセリフが似合うのである。

 まだガスも開いていないので、銭湯に行くことにした。弐左右衛門の湯という温泉である。体は温まったし、なかなかヨイ風呂だった。

 実の兄は、新居の方に泊まっていくことに。
 次の9日、妻は早速仕事だったので、送り出してから実兄と二人で最後の荷出し。壁に取り付けるクーラーなど、数点残っていたのだ。
 夕方にはそれらも積み終わったので、兄は帰っていった。
 私は妻を迎えに行き、その足で選挙へ。旧居の近くで投票しなければならないので、車があって本当に良かった。
 この日は夕食を作る時間もなかったので、外食で済ます。

 寝る前に、大問題が発生。電子ジャーの内釜がないのである。こんなもん、なくすか?というようなものが見あたらない。
 なかなか間抜けな構造になっていて、1.ガスコンロを設置するには、ガスホースにカチットを取り付けねばならないが、それには熱湯が要る、2.ガスが使えないので、電気ポットで熱湯を作らねばならぬ、3.電気ポットのコンセントが見つからない、4.そういえば電源は、内釜と一緒にもってきたはず、5.内釜も見つからない、6.カセットコンロも見つからない。
 真夜中まで検索したが、どうにも見つからないので、翌日の朝食・弁当は抜きということにして(抜くというより作れない)、ヘトヘトになって寝た。深夜二時か三時頃。

 月曜日は非常勤。非常に疲れていたので、根性を振り絞るのが大変でした。
 帰ってからも内釜探しである。この日は流石に「まぁ荷物を全部開けていけば、どこからか出てくるだろう」と楽観視していた。昨日も探し回ったけど、疲れていて見過ごしたのだろうと。
 しかし、やはりない。どうにもこうにもない。手伝ってくれた友人や兄にメールする。荷物はそっちの車に残ってないか。どこに置いたか記憶にないか。
 一人電話してきてくれて、どこそこにはないか、ここはみたか、と色々指示。「ねぇよ。見たよ」の繰り返しだったが、「箪笥は?」という問いに「そんなところにあるわけ・・・あ−!!」
 あったのである。
 どこの世界に、電子ジャーの釜を箪笥の引き出しに入れて運ぶヤツがいるよ。盲点といえば盲点だが。箪笥の引き出しから出てきたときのショックは、筆舌に尽くしがたい。でも、あとで思った。こういう私たちの期待を裏切ってくれる友人に巡り会えたのは、喜ぶべきことだと。この二日間の疲れが吹っ飛んだ?いえいえ、疲れたままでしたよ(笑)

 昨日は学校に行くのをやめ、役所を回る。住民票を動かしたり、免許書を書き換えたり。
 住民票を出すとき、身分証明書として免許書を見せろと言われた。免許書を書き換えに行くとき、住民票を出せと言われた。
 俺はどっちで存在を証明されているのか。わからない・・・。

 部屋の本棚に本を詰め始める。ここが機能しないと、仕事にならないのだ。

 今日も朝から起きて、非常勤から帰ってからも本棚を詰め続ける。8割強、終わった。研究環境が整いつつあるのだ。
 何より、ネット。新居に来て無線LAN環境にしたのだが、それがインターネットと結びついたのがついさっき。嬉しくて日記を書いている次第。
 ジャンキーといわれるかもしれないが、ネットがないとやっていけないのだ。

 あぁ、長い間研究から離れていたような気がする。明日から気合いを入れ直して、三週間後に迫ったゴールに向けて、全力疾走しなければならない。




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