Kosugitti's BLOG

アンドロイドは正規分布の夢を見るか

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2007 / 7月

ポストモダン(脱構築主義)について〜「アンチ・オイディブス」と「千のプラトー」を強引に4ページにまとめる〜

 ドゥルーズは言う。「なぜ、人は真実を求めるのか」と。なぜ全てのものを統一的に説明する法則が必要とされるのか。なぜ秩序だったものを望み、無秩序なものを嫌うのか。これは真理を求める哲学や自然科学、社会が、「そうすべきだ」という理由で無視してきた問いである。その通りだ。無秩序なものに秩序を与え、混沌から法則を導き出すことによって、文明は造られ人は繁栄し続けてきたし、それはこれからも変わることはないし、変わったら嫌だ。社会はこの真実を求めるという人びとの信念によって成長していくだろう。そう、「社会」は。

 「社会」は私たち、とりわけ、学者や科学者の確固たるそして揺るぎない「真実の追究」によって支えられているのだ。まったく微笑ましいこの話は、社会の中にいる人たちにも拍手をもって、迎えられるだろう。私たちはこの「社会」のために努力するだろうし、その期待を裏切ることはないだろう。そう、「一部の人たちを除いて」は。

 実はこの美談に水を差すような不届き者が存在するのだ。この哀れなる愚か者の話をわざわざするのは気が引けるが、紹介をする程度なら、話のネタになるというものだ。悪魔の信頼を背負いしこの裏切り者は、「社会からの抑圧」を受けているのだが、そうされて然るべき理由があるのだ。この目に余る穀潰しどもは混沌に光を与えし、我らが敬愛する学者先生方の、あろうことか、その顔に泥を塗るような真似をするのだ。彼らの取る行動と来たら、「社会の常識」から考えてみても、全く理解し難い。まったく一貫性がないのだ。ある一つの言葉に様々な意味を読み取ったり、てんでばらばらに言葉を並べたりするのだ。それはまるで精神分裂病者のようだ。何もないところに何かを見たり、とるに足らないものに並々ならぬ関心を寄せたり、意味不明の言葉を発したりする。そう、彼らはまるっきり「欲望」そのものだ。

 ドゥルーズは言う。「真理を求めること、真実を導き出すこと、それらは敗北者お決まりのセリフだ」。なんたる暴言!科学者に対して(なんて)失礼な。確かに僧侶などに見られるような理想の生き方とは、真実を求めるために現実(俗世)から逃避すると言う、いわゆる禁欲主義である。それは、現実という観点から見ると敗北者であると言えるのかもしれない。また、フロイトが言ったように私たちは生まれたときは欲望そのものであるが、それが社会などの規制によってその欲望を抑えられたりする。自我とはそのような欲望の押さえ込みによって発達するものだと考えれば、私たちは敗北者だといえるだろう。ただ、私たち個人個人が敗北者だとしても世の中のみんながそうであるわけだし、ドゥルーズが言うように、「真実を求める科学」が禁欲主義的理想のように、社会に支配された人間、弱い人間が、現実の惨めさを打ち消そうとして編み出したと考えたとしても、そのことで実際社会が進歩しているのであるわけだからそれで良いのではないか。そう、「個人」は確かに敗北者だけれども、そのことが「社会」のためになっているのだ。

(続く)



ブーメラン

学生時代は、レポートは提出日ですべて終わりだったけど、今は提出日から仕事が始まるのだねぇ。

同じ日に三種類のレポート提出を呈示しました。大変なことになってます。

ひっきりなしに学生がやってくるので、連続した思考が出来ません。メールやネットを10分ほどウロウロしたら、次のお客様が来る・・・という状況。論文書くのは明日からにしますかね。



H子

革命はいつもインテリが始めるが、夢見たいな理想をもってするから
いつも過激なことしかやらない!
だが革命の後はその気高い理想の心だって官僚や大衆にのみこまれていくから
インテリはそれを嫌って世捨て人になる!!
                     アムロ・レイ逆襲のシャア」より

ともかく。

研究のプロセスを考えてみる。

具体例・未分化な現象→抽象化。方向性を与える→体制化。システマチックに。大目標の制定→小目標の制定。具体化。→マニュアル化。作業仮説→マニュアルの盲点が発生。→具体例にもどる。

無限ループ。



北京五輪で世界新はムリ!? JOCが報告

世界ではチャイナフリー運動というのがあるらしいが、日本では鰻が売れないという程度で。うちは今夜、ひつまぶしにして食べたけど。

ともかく、中国製品というか、中国という国そのものに疑惑の目が向けられている昨今。面白いニュースがありました。

iza:イザ!

なかでも、この箇所。

北京の事情に詳しい専大の大矢根淳教授(災害社会学)は「2時間の競技なら日本から行って帰ってきた方がいい」と助言した。中国が国際的な批判を受けている食品の安全性について、専門家からは「勝つためには(選手村の外で)飲食しない方がいい」との意見が出た。

なんで「災害」社会学者なんだ・・・w



最近できるようになったこと

どうもこのジャンルでの報告を忘れがち。

さて、最近できるようになった一番大きいことは、「ペ」である。口をゆすいで水を捨てる、というやつ。ゆすぐ部分はまだできてないので、口に含んですぐにペ、なのだが、今までゴクンしかできなかったことを思うと、成長だと思う。

オムツはまだとれそうにない。大は完全に終わってから「出た」というし(出す前に言ってよ)、力んでいるときに「さぁ、いまだ、いこう!」というと緊張からか止まってしまう。どうかすると、便のリズムも狂ってしまうので、あまりうまくない。
小は自分でも出てるかどうかわからないようだ。オムツが高性能すぎるのか。
ただ、オムツ換えの度に転がされるのは嫌なようで、その嫌気からトイレへつなげられたらいいんだけどなぁ。

走れます。結構走れます。面白いのは、お尻をフリフリはしるところ。左右にひねりが入るのだ。なんであぁなるんだろう。ドラえもんの静ちゃんがそういう走り方をしていたけど、女性はそういうもんですか。今日は走っていて、転んで、膝をすりむいた。でも泣かない。飾りじゃないのよ涙は?

鬼が怖いのは相変わらず。今日も22時を回ってまだ起きていたから(昼寝しすぎたのと、選挙報道で二人起きていたのとが原因)、「鬼くるで」というと泣き出す。突っ伏してなく。あるいは、親の胸の中に飛び込んできて泣く。最近どうしたことか、泣きながら親の服を噛む。夏は薄着なので、当然、身も噛まれる。痛い。仕返しか?

そんな感じです。



参議院議員選挙

今日は選挙でしたな。夜はずっと選挙報道だ。
選挙権を得るまでは面白くないことでしたが、選挙権を得て投票できるようになると、自分が投票した人が勝つかどうかを見極めるレースみたいで面白いもんです。

自民党惨敗だそうで。私のいる県は真っ先に自民の当確が出たけどw

テレビでは、大臣の問題行動云々、年金問題云々でヘタこいた自民党に国民の審判が下ったのだ、という報道がなされているが、どうも同意できない。

これは参議院の選挙ですよ。当選したら6年間は税金で飯が食えるわけで。そういう目先の問題ではなく、長期的なスパンで考えて投票すべきだとおもいます。だから、最近の時事的問題を参考に投票するのではなく、日本全体の方針を考えて投票すべきです。としたら、憲法改正などが争点となるべきだったのでは。

私の考えでは、横峰某という「子の七光り」で世に出た人間が当選するようではイカンのです。彼の発言を聞いても、どう考えても日本の舵取りを任せられるほど責任感のある人間だと思えない。

もう一つ言うと、以前の衆院選(郵政選挙)で、「参議院で否決されたから衆議院が解散なんて」という声があったけど、あれはアリだと思います。衆議院は4年が任期、解散もあり得る、言い換えれば時事的な話題に敏感に対応しうる機関として用意されている。

もちろん、今回の参院選の結果を受けて、衆院の方に影響があるとは思うけど。それより先に、あるいは同時に、大衆の政治的センスをもっと磨かないとイカンと思うのですが・・・如何に。



振り逃げで一挙3失点…横浜高、準決勝で涙 高校野球神奈川大会

すごいニュース。
MSN産経ニュース

ようつべにも動画があるので、良かったらみてください。

リンク先にも書いてあるけど、ここでも書いておく。

横浜対東海大相模の試合。3-0で東海大相模がリード。東海大相模の攻撃、なおも二死一・二塁のシーン。で、ピッチャーがワンバウンドの投球。バッターはハーフスイング。キャッチャーはきちんと捕球しています。塁審に確認すると「スイング」。すでに2ストライクだったので、この時点で「三振」確定。

ベンチに引き上げる横浜ナイン。東海大相模の監督から大声で指示。驚いた表情のバッター。しかし、命じられるままダイアモンドを回る。

そう、三振ではあるけど、まだ「インプレー」、スリーアウトじゃないのです。

満員の球場がザワザワ。審判団、集合。議論の末、「振り逃げで三者生還、得点は認められます」。

この時点で6-0になっている。結局この試合、横浜が4点返すも、そこまでで敗退確定。

さてこの「振り逃げ」というルール、少しややこしい。
基本的には守る方も攻める方も、ちゃんとやるというのが前提になっている。ピッチャーやキャッチャーは自分たちの仕事をするし、バッターやランナーもきちんと自分の仕事をするのです。ということで、三振した時点で、プレイヤーのバッターとしての権利は消えますが、ランナーとしての権利は残っているのです。ピッチャーやキャッチャーが自分の仕事をしてない(ワンバウンドの投球とか、捕逸とか)ので、ランナーの権利を奪えないのですな。ルールブックには「振り逃げ」という項目があるわけじゃなくて、バッターは打て、ランナーは走れ、と定義してあるだけ。その組み合わせで行くと、こういうことが起こるわけですな。

例外もあって、一塁にランナーがいるときは振り逃げは成立しないそうな。しかし、例外の例外があって、二死の時は一塁にランナーがいても成立するそうです。これは、たとえば無死一塁の時に振り逃げを認めてしまうと、キャッチャーがわざと補逸して、ダブルプレーをとろうとすることができます。そういう悪意を封じるための例外の例外なんですな。

いやぁ、面白い。当の本人達は決して面白くないだろうけど、ルールブックという公理に基づいてゲームが生成されているという意味では、十分に楽しい素材です。>野球とその珍プレー
キャッチャーは怒られただろうし、今から後ろ指を指されて生きていくのかもねぇ。でも、こんな面白いシーンを想像してくれた、そのキャッチャーを、何か表彰してやりたいものです。

個人的には、「バッターに一球も投げずに勝利投手になった」という珍プレーが好きです*1

*1:大リーグでの話。九回裏二死満塁でリリーフにきたピッチャーが、まず牽制で刺した。その裏に味方が逆転したので、勝利投手になった、という話。昔なにかの本で読んだ。



田舎をなめるな

車で移動中、コンビニに寄ろうと言うことになったが、車線変更の都合で一番近くにあったローソンに入れなかった。

「この道(9号バイパス)にある次のローソンまで行こう」と言った。

ゆく。

ゆく。

どこまでもゆく。

ヤー・ィドゥー*1

ない。

ない。

あのとき、なぜ少し無理してでも入らなかったのだろう。
あのとき、なぜ「次のローソン」に限定したのだろう。

ゆく。

ゆく。

この道は、萩へ行く道。あぁ、そうだよ。

山が深くなってきた頃、デイリーヤマザキらしい店を見つけたので、そこで勘弁してもらった。

うかつなことを言うものではない。

*1:ロシア語で「私はゆく」の意。




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