Kosugitti's BLOG

アンドロイドは正規分布の夢を見るか

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2011 / 8月

羽田から長崎へ

翌日から長崎は佐世保で,集中講義(非常勤)。
羽田から飛ぶのだけど,飛行機が機材の遅れと清掃の遅れで,30分遅れて主発。
ほとんど最終のバスに乗って佐世保へ。佐世保にたどり着いたのが22時頃。荷物を引きずっての移動なので,かなり疲れた。
小さなカバンとキャリーがひとつ。キャリーの中は,教材でいっぱい。着替えなどはカバンだけで済んだのだ。夏だしね。それだけにうらめしかったね。

ホテルはいつも大学にとってもらうので,同じところ。佐世保ワシントンホテル。
昨年のクリスマスも集中講義でここにきたのだ。そしてその時は,ノロウイルスにやられたので,一晩中ねむれなかったのだ!
ホテルにつくと,あれ,こんな感じだったっけ,と思うことも少なくなかったが,ベッドにゴロリとした瞬間に,「そうや!この景色!この景色を眠れない夜に何度も何度も見ていたのだった!」と思いだした。やはり嫌悪感情と共に学んだことは,記憶痕跡が深いな。

さて非常勤。履修登録しているのは一人。来るのかな,と思ったら,朝からちゃんと来ている。
一対一で講義ができるのかなぁ,と思っていたけど,やってみたらそれはそれでできているので不思議だ。
むしろ,少人数でやるよりやりやすいかな。
去年は四人ぐらいだった。その中での遅刻者もいたから,講義とも雑談ともつかない感じになって,やりにくかった思い出。

色々なシーンで教えているけど,まだまだ勉強になることばかりだなぁ。

ちなみに,写真は二泊目の晩に食べた佐世保バーガー。近くのホテルのレストラン。去年もここは公式佐世保バーガーだったのかな?初めて気づいたように思います。ちなみに「復刻バーガー」とやらを食べたのだけど,ハンバーグはなくて薄切り味付け肉が数枚入っているというやつだった。これでも佐世保バーガー食べたっていえるのかな?いえるよね?
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グループダイナミックス学会と東京フィールドワーク

グループダイナミックス学会大会@昭和女子大学,に参加。

朝からタクシーで空港へ。新しい道ができていたので,これまでなら一時間かかった道のりが40分で行けるようになった。

飛行機の中ではサービスに気づきもせずにぐっすりと眠り,目が覚めたら羽田についていた。羽田空港でバスに乗って到着ゲートまで送られたのは初めてだった。

電車を乗り継いで学会へ。11時から始まる後輩Sの発表に間にあうか,と思ったが,最寄り駅から道に迷って失敗。曲がるべきでないところで,学校らしい建物が見えたので曲がったら,住宅街に突っ込んで大変だった。壁沿いを歩きながら,この壁の向こうがゴールなのだけど,と思いつつ,女子大の壁をよじ登って入ったら変態だよな,と思い直す。

総会でお弁当を食べ,その後学会企画のシンポジウムへ。「態度・行動変容と集団」というタイトルだったので期待して行ったら,中身は説得の話。集団の要素が特になく,みんなでみんなを説得しましたよ,という話でがっかり。グループダイナミックス学会が,グループダイナミックスを論じないんだから。

その後のセッションは後輩Oのところに行って,「等高線マッピングという名称はやめようよ」のひと言だけ伝えるつもりが,なんだか居残ってしまって,となりのIさんの発表とも合わせて盛り上がったりしながら,結局セッション終わりまで。

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夜は殆どみんな懇親会に行ったようだけど,俺は後輩Oと二人でのんびりビアレストランに。外国のビールが100種類以上つねにおいてあるという。ビールも色々だねぇ。あたりも外れもねぇ。
円高な昨今ではあるが,残念ながら差益還元はなく,一本(500ml)が1500円ぐらいする。まぁたっぷり飲んでたっぷり楽しかったからいいけどね。

その後,東京で就職した元教え子のWが合流。
彼の案内で,渋谷の怪しげなホテル街を抜けて,ちょっと落ち着いたお店へ。
ここは大当たり。お料理が全部美味しいし,お酒もそば焼酎をそば茶で割った「そばっちゃ」なるものがあって,そば焼酎大好きっ子の俺としてはたまらず何杯もいただきましたよ。それでも五人で15000円行かなかったんだから,すごい。場所は覚えてないけど,今度検索かけて行けるようにしておこう。

最後はラーメンでしめる。
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食後は0時半ぐらいになったけど,電車がまだ動いているのがさすが大都会。

ちなみに今回,会場は三軒茶屋。多くの人は渋谷に宿をとっている。俺は五反田にとった。
五反田にした理由は,飲んで寝るだけだろうから安くていいと思ったこと,山手線だから移動に問題ないだろうと思ったこと等。じゃらんで検索したら,「渋谷,五反田」がひとつのカテゴリになってるしね。
ということで,他意はなかったのだけど,人に言わせると五反田は風俗の街らしい。Wいわく,「五反田に住んでいます」というだけで飲み会のつかみになるぐらい,はっきりとエロい街らしい。
個人的には,駅を降りて徒歩30秒の宿に飛び込むだけなのでそういう印象はないんだけど。ともかく,外から見ていたらわからないことって,あるよなぁ。と思ったような次第。

これは研究においてもそうで,統計調査の結果をどんどん具体化していこうとしたら,その土地その土地の個別事例が大きな説明率を持つし,本当にコアな問題は外から見ていたらわからない。まさに,後輩OやIさんの発表の話ですよ。

二日目はつけ麺屋からスタート。ここであってるのか・・・?という路地を入ってみたら,隠れ家のようなお店。優しいお味で美味しかったです。
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その後学会会場に戻り,自分の発表。そこそこ関係者が聞きに来てくれました。ほとんど同じようなテーマで,同じところから資金援助を受けている1と知り合いになりました。収穫収穫。

学会印象記として。
参加者,発表数などがずいぶん少ないんだな,とは思った。東京だからアクセスの問題はないとして,時期の問題か,学会特有の問題か。
学会運営組織としては困るのだろうけど,個人的にはこれぐらいの人数,これぐらいの規模の学会はちょうどいいと思う。
参加者の顔,全体像がよく見えるし,発表セッションもぶつかることが少なく,ざっと見て回れる。
社会心理学会は大きいので,全体像が見えないし,4つ以上セッションが並行して走るから,どうしても見たいものがかぶさったりシて困る。
日本心理学会ぐらい大きくなると,最初からそのへんは諦められるし,分野が大きく異なるからな。同じ分野の中で困ることは少ないし。

ま,程良く小さくなって,個人的には好印象,というところです。



長い夏休み(後半)

19日の午後には合宿から戻り,20日に山口に戻ってきました。一人で。家族はもう少し帰省を楽しむのだ。

戻ってきた理由は何か。今日,娘の登校日なのです。日曜日なのになぁ。

たまに驚かれるんですけど,俺自身は子供の頃(小中高校と)「夏休みの登校日」というのがなかった。
7月20日ぐらい〜8月31日まで,完全にOFFだったわけです。
だから,なんで一回学校に顔出さなあかんねやろ?と思うわけですが,最近は?このあたりでは?当たり前のことのようです。

ともかく,その登校日とやらで,宿題を持っていかなければならないと。締切を二回にわけるんですな,なぜか。

まぁ,とにかくそれを学校に出さねばならぬ。そのために,昨日こちらに戻ってきたような次第。

さて,朝。大雨ですよ。娘は筋金入りの雨女で,イベントごとがあるときはたいてい雨が降るのだけど,まさか俺もそれにやられるとはなぁ。
結局歩いて行くのをやめて,車で宿題を届けてきました。
せっかくの一人休みなのに,なんでアサイチで起きないといけないかなぁ。もー。

とにかく,これで夏休みが終わりです。
明日ガッツリ仕事して,明後日から学会@東京だぁ。



ソシオン合宿

なんだかんだいって,ソシオン関係の合宿を年に一回か二回ぐらいしている。夏と冬かな。
みんなでまとまってひとつの研究をする!という機会は減っているのだけど(メンバーが西日本各地に飛び散ってしまったからだ),このメンバーで顔を合わせる機会があることはとても貴重。徐々にでいいのさ。互いに生きていることと,研究テーマをもってもがいていることがわかればそれでいい。

今回は,先日からの大仕事だったテープ起こしの原稿をみんなで見ながら訂正していく作業から。三時間ほどかかったけれども,やはり一人/一つの音源からではわからなかったことでも,文脈等々から正しく埋めることができた(と思う)。
このあとの編集もまた大変だけど,この苦労が出版されると思うと,ね。

その後,新しいテーマ「ソシオン譜」について基本アイディアをみんなで練る。
うまく行けば,これでソシオンの宣伝になったり,少なくとも深い意味論をうまく避けつつソシオンの基本原理について理解し合えるツールになるんじゃないかな,と期待している。今回,日本心理学会のWSで話しをするのだけど,その後ちゃんと進めていけるかどうかがポイントだなぁ。継続できるかしら。

更にその後は後輩Sの考えていること,についての発表。
ひとつのテーマでじっくり考え込める彼の才能は,(・∀・)イイネ!!

ところで,宿泊していたのは琵琶湖畔の白浜荘というところ。合宿所としてよいところでした。
食事は食堂で,自分たちで配膳したりするし,布団を引いたりするのも自分たちでやるんだけど,お酒の持ち込み可だったり,お願いすれば色々対応してくれたり,と大学生の合宿の特徴をよくわかっておられる。安いしね。
ホワイトボードが使いたくなって,借りられますか,と聞いたら貸してくれたのには感動したねwなんでも聞いてみるものだ。
次もここでできたらな,と思いました。

最後はいつもどおり,研究と就職の話をして,どんよりして帰ることになりました。
次は冬の合宿だな。



長い夏休み(前半)

大人なのに,結構長い夏休みをもらった,と思う。

オープンキャンパスや宿泊研修などで,代休を取らなければならなかったことに加え,今年は事務が12日〜18日まで閉まる,という方針。
事務が閉まるのは,哀しいかな,電気代を安く抑えるためで,一斉休業にするとかなり違うらしい。
12,14,15は盆休み,16,17,18は事務員全員夏休み,これに合わせて代休を加え,11日〜本日まで,10日間のお休みをいただいていました。

11日は自宅でのんびり,12日に関西の友人宅に移動。家族ぐるみの付き合いをしているところで,もう第二の実家のように感じている。
それほどリラックスできるのだ。着くやいなや,トリスで乾杯。どうやら俺の作っているとリスは濃すぎるらしくて,三人で飲んでいたのにすぐ1瓶空いてしまった。夕飯まで時間があったので,少し昼寝したりして。

次の日(13)は大阪のリアル実家に移動。
母にちょっと無理をお願いして,妻と二人でDinningあじとへ。ここには日本酒好きをどんどん連れてきてあげたいなぁ。お酒も料理もサイコーでした。

更に翌日(14)は,地元の友人と飲み会。なかなかお開きにならない,ディープな飲み会だった。
結婚式の二次会をしたお店がもう潰れていたのはショックだったなぁ。
あと,友人がバスの運転手になってたり,なんか大人になってたりで,時代の流れを感じてみたり。

15日は家族を京都の妻の実家に送り届け,私は大学院時代の友人との飲み会に。リラックスできたいい飲み会でした。
その晩は大阪に戻って,翌日ゆっくり妻の実家に出架橋と思ったら,朝から模様替えを命じられて大変でした。
パソコンラックを解体して,パソコンの置き場所を別にするのがメイン。暑い中,親に孝行できたかしらね。

そのあと,妻の実家に移動。これが前半の流れです。



「カンディンスキーと青騎士展」

県立美術館でちょっと興味のある出し物をやっていたので,見に行きたいなぁと思っていた。
一人で行くのも野暮だが,子供達を連れて行ってじっくり鑑賞できないのも辛いよね,と思っていたら,妻が「無料託児やってるよ」という情報を持ってきてくれたので,渡りに船とばかりにエントリー。

10時〜13時の間に託児をしてくれていて,0歳,3歳,6歳の三人ともみててくれた。長女(6)は勉強のためにつれてっても良いかなと思ったんだけど・・・。

さて,中身。写実的な絵を描いていて,だんだん抽象画をはじめるという時系列的な展示になっている。
たしかに最初の頃の絵は大変写実的で,外界を丁寧に捉えている。徐々に心の中,印象やイメージに入っていくという流れも何となくわかる。
CMでさんざん「わからんなぁ・・・でも美しい」みたいなことをいっていたけど,そこまでわからん感じでもなかったのが,逆に残念である。これは,僕のからだが昔より大人に(ry

時代背景の解説なんかも色々あって,「どうやって生計を立てていたのかなぁ,やっぱパトロンやろなぁ」とか「パートナーの女性も絵を描くことが多いようで,やはりある程度の富裕層の遊びなのかなぁ。女性差別とかなかったんかなぁ」とか,「美術業界の出展→拒否→脱退,独立みたいな政治紛争も勉強したら面白いのかもなぁ」と,周辺的なこと=知識として理解できるところに思考が流れる。ま,思考だからね。

その後,付設の喫茶店でお茶を飲む。夫婦二人でデートできるなんて,久しぶりだなぁ。
あんまり時間はなかったけど,また次のチャンスを探すとしよう。

子供達と合流すると,案の定?0歳は寝ているし,子供達は遊ぶのが楽しくてまだ帰りたくないという。おそらくはボランティアの面倒を見てくれるスタッフさん(4名ほど)も,もっとゆっくりしてこられたらよいのに,と。有り難いことだけども,「赤ちゃんはちょうど今,人見知りですね」とかいうので,おそらく泣いて手がつけられなかったんだろう(笑),ちょうど潮時かとも思う。

夫婦の時間が出来てハッピーだし,子供達も楽しそう,スタッフさんも子供が好きそうな人たちだったのできっと自己効力感にあふれることが出来ただろう。
有り難いサービスでした。

ところで,9月からの次回の催しは「防府天満宮展〜日本最初の天神様〜」だそうだ。天満宮大好きっ子だった卒業生に,教えてあげねば。



採点の祭典2011夏

大講義の採点に一日費やす。

最近は機械で字を書くことが多いせいか,しょうもない誤字脱字が多い。「精心分析」とか「自由自存」(自由自在?)とか・・・。
しかも,事前に試験問題を告知するスタイルなので,自分なりの模範解答を持ち込み可なのだが,誰かが間違えた模範解答を用意したようで,多くの犠牲者を産んでいたりする。精心分析,の誤字もおそらくその所為だ。

これもコピペ文化の現れだなぁ。「ペ」する前にちょっと考えたらいいのに。
あるいは劣化コピー。「ちょっと何を言ってるのかわからないんですけど」「日本語でOK」」な回答が多いように感じた。

ちなみに,採点は厳密な量的水準ではできないので,段階評定である。
採点基準は大体次の通り。
A…ちゃんと書けている,B…一部足りないが,まぁ書けている,C…誤謬を含むなど,論じられていない,D…字が書いてある。

この基準でD以下を取る(つまり空欄)ヤツもいるから驚きだ。

さて,評定のあとは重み付けによる採点,分析だ。
今回は履修者の93%が受験しており,評価の平均は60.4点。合格者の評定平均は71.05点。最高98点,最低は2点という評価になりました。

「単位をください。」と書いていた子がいて,いつもなら8文字×-5点で40点減点なんだけども,そうまでしなくても不合格点だったのでそのままにしておいた(温情措置)。

あと,最終評価についての相関を見てみると,性別では相関がなく(ポリコリック),学年は-0.5ぐらいの相関(ポリシリアル)。レポート得点との相関は0.7,TAのレポート評価との相関は0.66。出席回数との相関は0.57であった。多角的評価や出席の実態とほぼ一貫した答えが出ていることを自分の評価の外的規準としたい。




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