Kosugitti's BLOG

アンドロイドは正規分布の夢を見るか

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2015

来年の抱負

来年は痩せますよ。宣言通り、人が変わったように、ヘルスサイドに堕ちますよ。

ということで、年末の友達との集いでその話をし、どうすれば痩せられるかについて、いろいろ協議しました。

結果、次の三か条を守る、という約束をしてきました。

  1. ラーメン屋でレンゲを使わない
  2. 夕食時にお酒を飲まない
  3. 夕食後のオヤツは無し

1つ目のやつは、スープを飲むなという意味です。丼鉢つかんで飲むのは論外。麺は食べてもスープを飲まないこと。

2つ目のやつは、食事は食事、お酒はお酒、と分けましょうとのこと。

で、最後のはそのお酒の時に、スナック菓子やピーナッツを食べないということ。

この条件を習慣化したら、4.5キロは痩せられるという。ウソーン、そんなに痩せへんよ、ほなやってみぃ、ということで来年からそうすることにしました!

ちなみに、帰りに食べたラーメン納めのらーめんで、レンゲを使わないトライをしたら、意外といけた。ふむぅ。



入部しました

京都ラーメン部に入部。早速年末の締めのラーメンを食べてきました。クリーミィな方向に言ってるというけど,いやいや,京都ラーメンはいつ食べてもうまし。

 

そのあと,いろいろお買い物,の一環で,ついに万年筆を買ってしまいました。去年の秋口からずっと「いいのが欲しいなー」と思っていて,ゆっくりいろいろ悩んだつもりだけど,結局はテレビで見たものをまんま買いましたな。これで万年筆部にも入部できたかな。

ペリカンのスーベレーンM600です。最初は400かな,と思ったけど書き比べて見てこっちにした。サイズ感で決まりかな。

いいものを買ったなー,とウキウキしています。まるで恋だね。



2015年まとめ

まいど!年末ですね!

25日にお歳暮交換会をして,一足先に仕事納めをしてしまいました。帰省してのんびりしております。

帰省の道中で「今年の俺の10大ニュースってなにかなー」と思って考えていたんですが,なかなか難しい。一つは大人になるにつれて「口外できないこと」みたいな案件がいくつかでてきて,それをこんなところで書けないもんねー,とおもっていたら,去年の俺も書いてなかったw

まあでも,無理してでも出すことに意味があると思ったんです。全部「いろいろあるわな」と言ってしまったら,ますます記憶が薄くなるからね。ということで,頑張って思い出して総括しますよ。

  1. 家のこと
  2. 師匠の退職記念パーティー
  3. イタリア行ってきたよ
  4. 欠番
  5. 丸坊主にしてみました
  6. 欠番
  7. 冷蔵庫が入らないなんて
  8. 新入生合宿研修
  9. ゼミ合宿と学会発表と病院
  10. 40前,さらに仕事が

 

一位の「家のこと」なんですけど,本当はこれだけでランキングをほとんど埋めてしまうんじゃないかしら,ってぐらい。というのも,ほぼ一年がかりでやっていたことだから。土地を探し,うまくいかず,中古マンションを見に行ったりしたものの,結局(まだふみもみず)土地を買うことになり,家を見て回ってローン組んで餅巻いて・・・。一生もののことだけあって,結婚と同じぐらいエネルギーを使う感じですね。例えば7位のことなんかも関係するし,それより何より,本当はいつも一位にしておきたい「家内安全」が今年も叶ったということ。子供たちがすくすくと育ってくれたおかげで,今の狭い賃貸じゃあどうしようもなくなって,うれしい悲鳴というところ。40の前厄ってこともミソで,これで厄落としになる・・・らしいぜ。イベントとしてひとくくりにしてしまっていいのかな。

二位はもうねー。まず,2年ぐらい前から準備しててね,本当にありがたいことにまた気のいい仲間たちとお仕事ができた,イベントができたということが嬉しかったです。イベントの内容的には悲しいことでもあるはずなんだけど,きちんとできた,とか,ちゃんと盛り上がった,というか,いろいろうまくいったことがうれしかったです。よかった。こんなことはもう人生で2度とないでしょう。

第三位は,母とイタリアに行ってきたことです。学会ですけどね。食べ物がなんでも美味しいし,街ゆくイタリア人セニョールはみんなかっこいいし,最後の晩餐も見たりちょっと足を伸ばしたり・・・まあ思いでいっぱいでしたよ。母に仕事している姿も見せられたしねw

第四位,第六位はこれまた守秘義務に関わることでもあるのでー,言えないのでー。

五位に入れたのは珍しく外見に関することです。死ぬまでに一度やってみたかったこと,まわりからやるなやるなと言われていたこと,でも不惑になるまでに惑ってみたかったこと,で,6ミリで丸刈りにするというヤツを体験してみました。頭の触り心地が面白い,周りの反応が面白い,徐々に伸びていく雰囲気が楽しい,いやもういろいろ楽しかったです。個人的にはもう一回ぐらいやりたいんだけど,だめかなー。まあやりたくなったらやります。ただ,顔も含めてあだ名が「丸い」って言われたのはショックだったなw

七位の冷蔵庫云々は,買った冷蔵庫が今の家に運び込まれなかった問題です。「家が狭くて返品して悪かった,だから家を大きくしたよ」と言いながら,秋口にまた買いに行ったんですけどね!このネタができてよかったw

八位,九位は仕事のことですねー。八位の件は,一年生に関することかな。今年から改組されて,一年生チューターにもなったので,いろいろ仕掛けをしてみたんです。個人的にはちゃんとやれたし楽しかったし,ゼミ生が頑張っt稀有れたのも嬉しいですね。九位の件はゼミのことですが,ゼミ合宿と学会発表を一緒にやるってのは効率もいいし面白いな,ってこと。ちょっとしたハプニングもありましたけどね!

 

最後に十位。「30代に来た仕事は断らない」というポリシーを10年間やってきましたが,来年からはちょっとちゃんと考えるぞ!とか思っていたら,駆け込み需要かよ!という感じで大物の仕事が飛び込んできました。偉そうに言いましたが,基本的に仕事をもらえることは嬉しいことです。選ぶつもりも別にありません。誰にも求められなくなったら,この商売も終わりですからね。他人に「あいつ変なことやってんなぁ」「あいつの話を聞いてみたいなあ」と思われるような人間で居られるように,これからも精進していくつもりです。ただ,来年からはそろそろ「仕舞の大仕事」も考えていきたいなってこと。あと20年しか仕事ができにとすると,10年計画で5年でやって5年で仕上げる,ぐらいのつもりがいるからね。ちゃんと研究者人生を全うしてから死にたいと思っています。

でもよくよく考えると,結局この一年は一言で言うと,年齢のことを気にし続けた一年だったと思う。不惑前に,30代最後に,今できること,これからしたいこと,ずーっとそういうことを考えていたような気がする。記録には残りにくいけど,体が徐々に硬くなっていったり動かなくなっていったり,高尿酸値で健康診断で「要検査」が出たり,といろいろ気になることがあったわけで。多分来年来る「40代」ってのをかなり意識しているんだろうな。というのも,俺は昔から兄貴やオヤジのような大人になりたい,と思ってきたからで。

家のローンを組んだ時に,銀行が生命保険を俺にかけるという話で,「ああ世の中そういう仕組みだったのね」ということを思うと同時に,「あれ,これで死ねるな」とも思ったのは事実。もちろん研究者としてはまだ死ねないよ。私人としても,妻や子供を残して死にたいわけではない。ただ,社会的に死ぬことの許可が得られたような,そんな変な感じがした。それは決して不快感ではなく,安心感のような。

まだまだ大人になれないなー,という感じを抱えつつ,今年を収めて,来年からもまだまだやっていきたいと思います。



因子軸の回転の可視化

「因子軸を回転って結局どういうイメージですか」

という質問をされたのですね。
探索的因子分析の後は,解釈をしやすくするために軸を回転しますよ,と説明しているのだけど,そのイメージがわかりにくいということなので,Rでプロットしてみることにしました。

psychパッケージのデータセットbfiを例にあげます。これは五次元のデータなんですけど,仮に2因子だとしましょう。
(後で出てきますが3次元空間の回転行列から角度を求めるのは行列計算的にちょっと面倒なのです。)

因子数を2にし,回転なし,バリマックス回転,プロマックス回転の結果をオブジェクトに代入しておきます。

[crayon-5bcd6a539558d472971372/]

[crayon-5bcd6a539559d662262255/]

[crayon-5bcd6a53955a2431097957/]

直交回転の場合

さてここから加工。まず因子負荷行列をmatrix型で抜き出し,データフレーム型に変換。psychパッケージのfaオブジェクトはいろいろ付いているからね。無駄なものをそぎ落とします。

[crayon-5bcd6a53955a8261078822/]

因子名をわかりやすくFx,Fyにしましょう(2次元だから)

[crayon-5bcd6a53955ac337206878/]

回転なしの因子負荷量をつかって因子負荷行列のプロットを描いてみます。

[crayon-5bcd6a53955b1777544169/]

 

unnamed-chunk-4-1

 

回転後の因子負荷行列の散布図も描いてみます。

[crayon-5bcd6a53955b6079180939/]

unnamed-chunk-5-1

うむ,確かにこれでは分かりにくい。

さて,回転は行列をかけることで行っています。座標を変換するんですね。Wikiのページにもあるように,回転行列とはcos,sinをつかった行列です。つ回転行列

この回転行列はrot.matの中に入っています。

[crayon-5bcd6a53955bc358391417/]

1行1列目は$\cos \theta$の値でしたね。この値から逆に角度を求めます。逆cosはacosです。

[crayon-5bcd6a53955c1515047893/]

[crayon-5bcd6a53955c6391294275/]

0.71ラジアンぐらいですね

図にしましょう。まず回転前のプロット。

[crayon-5bcd6a53955ca344644920/]

回転軸を引きます。角度を傾きにするため,tanをとっています

[crayon-5bcd6a53955cf465013221/]

第2次元は第1次元と直角に交わるので,0.5piを足してtanをとっています。

[crayon-5bcd6a53955d4958394693/]

unnamed-chunk-10-1

たしかに,元の青い軸のプロットよりも赤い軸のプロットの方が,点と軸の距離が近いようです。強調した,というのがちょっとは実感できるでしょうか。

斜交回転

promax回転の場合。最初の処理は同じです。

[crayon-5bcd6a53955d9125729881/]

回転行列を抜き出します。

[crayon-5bcd6a53955de928306103/]

角度を抜き出します。

[crayon-5bcd6a53955e3850214688/]

さて,斜交回転の場合は軸が相関します。相関行列はPhiに入っています。相関係数は(\cos \theta) の結果なので,逆算(acos)して第一軸と第二軸の角度を求めます。

[crayon-5bcd6a53955e8468513927/]

これでプロット。

[crayon-5bcd6a53955ed454354547/]

unnamed-chunk-15-1

こんなもんでどうでしょう。

本当のこというと,適当な2軸を選んで描画し,軸をぐいっと動かして相関係数を見せるようなインタラクティブなR画面を作りたかったけど,それは技量と時間の限界ということで,誰か助けてエロい人。



九州心理学会とPM

九州心理学会に行ってきました。13日の夕方出発で,14,15と大分へ。

会場は大分県立芸短大だけど,宿は別府にしました。電車で15分ぐらいなんだね。というのも,ミ合宿も兼ねたからね。学会発表とゼミ合宿を重ねるのって,スケジュールを合わせるという意味ではいいんですが,内容的にはハードですよw

午前中に発表して,夕方から深夜までゼミやって(今回は午前1時半に終わったけど),翌日の午前中にまた発表する子がいるからね。二日目の午後はお楽しみ(観光)がありましたけど。

ゼミ合宿の課題図書は無意識と社会心理学―高次心理過程の自動性でした。中身にそこそこ期待していたんだけど,ちょっと読みにくい。なんか,構造がうまく取れてないというのかな,まとめにくいし,ダラダラ書いてある感じがして。わかる人にはわかるんだけど,学部2年生とかにはちょっとハードルが高かったかも。とはいえ,内容はなかなか面白いものでしたからね,会話の端々に出てきたりして,よかったんじゃないでしょうか。

出発直前までポスターは手直しするし,ゼミ発表に意気込みすぎて飲まず食わずで来て倒れる学生はいるしで,なかなかトラブルもありましたが,まあ済んでみれば楽しい思い出です。

ちょっと別の話も入ってますが,私は自分のゼミでリーダーシップを求められることがあって,それがちょっと嫌なのね。リーダーは学生がやるべきで,指導教員はそれとは別の次元にいるべきだと思うんです。大学で一番楽しい活動であるゼミは,運営も学生のものだと思うから。実際俺がリーダーをしてしまうと,pM型になっちゃうんだよな。メンバーが楽しめることを第一に思っちゃうから。

歳も若くてまだまだ社会人というには不完全な人たちですから,こうして外に出かけたりするとき,引率係として対外的にもリーダーにならざるをえないことがあるわけです。それでもまあ,リーダーとして振る舞えばうまくその意図を汲んで動いてくれるフォロワーなので,やりやすいといえばやりやすいし,いいチームになってきているな,とは感じます。でも,目指すのはパフォーマンスを上げるグループであって,しかも俺はリーダーでなくていいんだ。ない方がいい。学生リーダーが「先生,このようにしてよろしいですね」といってきたのを「うむ」というだけになるのが理想なんだけどなw

 

まあでも,徐々に年を取っていき,指示をしたりお金を出したりしするようになってくると,「こうやって大人って出来てくるのか」とわかってくる。来年はいよいよ次のステージに入るんだなあ・・・

 



体調を崩しました

火曜日の朝,モーレツに喉が痛くなってきたので,こりゃまたいつもの季節の変わり目に生じるやつだな,と思って耳鼻科へ。ついでに花粉注射も再開。ひょっとしてこれが悪かったのか・・・ちょっと体調が悪いような。

幸い?夕方長女の突き指を見せに病院に行かなければならなかったので,職場は早めに引き上げて。

その日の夜,喉が痛すぎて午前4時ごろに目が覚めたり,どうも体調が悪いので,朝起きた時に体温を測ると37.7度。ちょっと驚いた。

いろいろ予定もあったけど,この熱では,ということで終日寝ていることに。ところが,夕方から夜にかけて,38.5度ぐらいまで上がっていくのよねぇ。なかなか下がる気配を見せない。

木曜の午前中はとても大事な話があったので動かざるをえなかったけど,それでも体温は37.3度ぐらい。昼過ぎに戻って横になり,ちょっとは復調してきたかなーと思ったけど,まだ37.5度ぐらいを示す。

こんなに熱が下がらない風邪?は久しぶりである。インフルエンザはまだ流行してないと思うし(何より俺はインフルエンザになったことがない),喉からの発熱が続いてるってことなんだと思うけど,ちょっと長引くのは困るなぁ。

まさかとは思うけど,花粉症の注射との交互作用かな,と思うのよね。火曜日の午後から,花粉症の症状=くしゃみ,鼻水,鼻づまり,からのボーッとした感じ,があったので,減感作療法の注射によって一足先に花粉症を召喚してしまったのかもしれないな,と。でもそうだとすると,発熱が続くのは解せんなぁ。

明日から九州心理学会で大分出張なんですよ。その他,学内業務も色々あって,抜けようがない日々が続くので・・・気合いで治す,すなわち治ったと思い込むしかないですなw



妻の誕生日

昨日は焼肉を食べに行きました。

今日はランチを一緒しました。

ひょんなことから誕生日プレゼントが自転車になり,買って持って帰りました。

夕方ケーキを食べました。ついでにトリスを飲みました。

夜はいい肉でしゃぶしゃぶです。

とても幸せです(俺が)。



電球を買いに来て冷蔵庫を買いました(1年ぶり2度目)

昨晩突然、リビングの電気がふと消えまして。

テレビはついてたので、あーこりゃ電気の傘ごと(表現古い?)逝ったな、と。

幸い、今日は文化の日で休み。幼稚園のイベントとかラーメンフェスとかあるけど、最後に電気屋寄って帰ることに。

ところで我が家は昨年末、電球(蛍光灯)を買いに来て冷蔵庫と炊飯ジャーを買ったのでした。ところが、冷蔵庫が家のカウンターキッチンを超えられないという搬入失敗イベントが発生し、返品・返金ということがありました。

で、今日電気屋に行くと、その時冷蔵庫の交渉・説明してくれた営業さんがいたので、「お久しぶりー。こないだ冷蔵庫入らんかったから、家を新しくしたよ。年末また買いに来るわ」とご挨拶。

すると、「お客様、今やったら底値でっせ(営業さんが山口にきた関西人)」という。アレヨアレヨというまに、また冷蔵庫を買いました。

冷蔵庫は年末ボーナス合わせで新商品が出るので、今の時期が型落ち・在庫品が並ぶそうで。新製品の半値で今年モデルが手に入るというし、今手つけ払っておいてくれたら内金になるから、その後違うモデルにするとかいうことでも、また売るし、などという商売人トークに楽しく乗せられ、買ったのでした。

まぁ営業さんに悪いことしたな、と思ってたので、これで客としての義理果たしたわ、とスッキリしましたとさ。



例えばポートフォリオ

例えば「ポートフォリオ」。

これは自分の学習の記録,自己評定の記録をつけ続けて,自分の実績を振り返るということをするものなのだけど,この背後にある考え方はやはり社会的構築主義的発想です。つまり,自分で自分の物語をどう作るか,を尊重する。それが真だと言ってもいいじゃないか。だって自分の外に真実があるという素朴実証主義的な考え方は,カントから始まり現象学を経て否定され続け,「お前がそう思うんならそうなんだろう,お前ん中ではな。」というオチまでついたわけでしょ。で,外にあると言われている真実だって,信じている人数が多いだけで,本当かどうかはわからないんだから,自分の自分語りが自分そのものじゃないかってことなわけです。

そこから,「自分で学んだ自分の記録が自分なんだ」という言い方になる。百歩譲って,それの妥当性は社会的に判断するとして,真実性は個人の中のものだから反論できないだろうと。だから「自分の学び」(こういう名詞化大嫌い)が大事なんだという話になるわけです。

そうするとすぐに反論が出て,モリタイシの漫画にあるように「自分のことを悪く言いながら自分という商品を勧めるバカがいるか」というという話になって,要領がいいやつは「自分は満点です,信じたお前が悪い」という話になるし,要領が悪いやつはバカ真面目に「私はそこまでではありませんので」という言い方になって,前者の方が評価が高くなったりする。戦略的にやっているかどうかってのはこれまた本人の自覚によるものだから弁別のしようがないんだけど,「うまくやったもん勝ち」と思っている人がたくさん出てきた反動として,「面接なんかやめて筆記試験だけでいいよ,学歴の高いやつだけでいいよ」という話になっている。

 

やはりここは,何を持って妥当かとか,何を持って信憑性が高いかという話をせなあかんと思うのです。 前提として,「人は間違う」「人は易きに流れる」「人は環境に適応しようとする」ということをおいて,かつ,「評価というのは他人が社会的に決めるものである」という至極まっとうな公理を置くべきだと思うんですよね。

で,何を持って能力や性質を正しいものとするか,ということになるのですけど,「本当に能力があるかどうか」ということを査定することから逃げてはいけないと思うのです。「自分ができたかどうかは自分が一番よくわかっている」というのは,単に評価から逃げただけだということをはっきりさせるべきです。

じゃあどうやって測るのか,という問題になりますが,能力の場合そこは「わかっているとは何か」という問題に帰着します。コミュ力とか女子力とかいう場合はそれが何を定義しているのかをはっきりさせることが先決なので一旦おきます。

 

わかっているとは何か。今の所の私の答えとしては,それは,「問われている対象に対して無数の解説の仕方ができること」だと思っています。ある事象Aに対して,教わった教わり方,あるいは一つの自分の考え方でしか他者に説明できないのでは,それはまだわかったことになっていない。説明するルートが多ければ多いほど,その事象Aについてわかっていると言えるのではないか。

学生が就職面接で,大学で何を学んできましたか,と言われた時に,通り一遍の耳障りのいい一通りの説明しかできないようでは,それはやはり大学で何も学んでいないわけです。例えば卒論に真面目に取り組んだ人は,自分が取り組んだ事象に対して,素人向けから玄人向けまで,様々に答えることができるんではないでようか。できなければいけないと思います。つまり,説明の可能性が多ければ多いほど「わかっている」わけです。

だから,ポートフォリオで記録を取る=そいつの学んだことが目に見えて評価できる,という解釈は,たった一つの評定者がわかる評価軸だけで評価し,しかもその責任を自己評定した評定者に帰するという意味で,最低の戦略です。つまり,評価すべき人が評価していない,何を評価するかがわかっていないのです。そんなもん学生に義務化せんでよろしい。学生は忙しいんだ。

ポートフォリオ,取るのはよろしい。ただし,その場合は,そのデータをたくさん集めて授業評価,カリキュラム評価につなげるという前提があって初めて意味があります。入学願書がWebでできるようにするかどうか,そんなもんは瑣末な問題です。大事なのは,入学願書提出時点から,試験の成績,在学中の成績,卒業後の収入や満足度や幸福度の予測に使えるかどうか,というデータの紐付けがあって初めて意味があるのであって,そういう「紐付け」ができていないデータはただのゴミなんだということをもっとわかってほしい。エビデンスベースドの前に,統計の基礎中の基礎「取ったデータのなかでの関係性しかわからない。取ってないことはわからない。関連付けられていないとわからない」という話を,そこらへん歩いているおっさんおばさんレベルで理解されているようにならないと,日本社会は決してまともな社会にならないですよ。

ちなみに,コミュ力というのはうちのゼミで考えたところ,「異世代のメンバーが含まれているなかで,会話が途切れないこと」と操作的に定義するだけで,かなりのところまで説明できるんじゃないかというところまで考え至りました。もちろん間違っているかもしれませんが,操作的定義すらせずに新入生に「コミュ力をつけてください」とかいうなバカ。

ついでに。

例えば面接。AO入試とか。

「面接ではなかなか違いががつけられなかったので,全部4点にしました」とかいう人に対して,「無理を承知でやっているんだから何としてでも差をつけてもらわなねば困る」とかいう意見が出ることがあるけど,それもアホかと思いますよ。差がつかないものを無理やり差をつけて,その差がついたのは評定者の直感。評定者の責任の下だからええんや,というのは,制度設計者の責任逃れでしょうが。誰が図っても175cmのやつを,分散0では困るからてめえの責任で176にしろとかいうのは無茶苦茶だ,って何でわからない。違いがないものはないんだよ。

人間が人間を評定するときに,どれほどのsensitivitiyで評価できるかって問題なの。それを「うそでもつけた評定値が行動だ」と買うのは三流心理学者ですよー。操作的定義を抱いてどっかにいけ。

そういうのは制度設計が間違えているんです。AO入試を増やしても,差がつかないものはつかないし,だいたいそれで取った人がどうなったかの分析もしてないのに(エビデンスに基づいてないのに)議論してどうするんだ。AO入試で入った人と,一般入試で入った人と,卒業後の年収に統計的有意差があるんだったら考えてやるけどよ。なかったらどうなるかって?入試ではわからないということがわかるんですよ。 測りたいものは何か。ちゃんと測れてるか。測って意味があるか。考えるのを放棄するなよと言いたい。

なーんてね。



初めてのスクレイピング

スクレイピングとぞいふもの

へー,webからデータを取ってくることをスクレイピングっていうんだ,というレベルから始めたのですがね。

毎年,データ演習の授業では色々なデータを使うのだけど,分布が偏ってるのもあって,適度に関係性が見られて,カテゴリカル変数もあって,それでいて身近な例で,というような丁度いいデータってのが欲しいもんなのですよ。

なので私はいつも,プロ野球データFreak さんのデータをコピペして,データを作っていました。
が,これが簡単にできるパッケージがあるらしい。のでやってみた。

[crayon-5bcd6a5396d8d651777939/]

[crayon-5bcd6a5396d9a577712249/]

同様に読み込んでデータ化していけばいいんだけど,残念ながらデータによっては数字じゃないところがあったり,最後にも変数名が入っていたりして,全部chr型になってたりする。

面倒だけど,これを修正する作業を行いました。

ピッチャーの年俸データを整える

文字列操作パッケージstringrの解説を参考に,文字列操作をしていく。

[crayon-5bcd6a5396da1004880270/]

[crayon-5bcd6a5396da8950954185/]

バッターの年俸データを整える

同じような作業。

[crayon-5bcd6a5396db2980617137/]

[crayon-5bcd6a5396db9584362318/]

成績のデータを整える。

最後の一行に変なのが入っているせいで全部キャラクターになっちゃってる。

[crayon-5bcd6a5396dc2317115113/]

成績と年棒を合わせる

ホームラン一本おいくら万円とか知りたいじゃないですか。
名前でマージします。

[crayon-5bcd6a5396dc9288890628/]

これで出来上がり。あとはwrite.tableでもなんでもどうぞー。




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