Kosugitti's BLOG

アンドロイドは正規分布の夢を見るか

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2015 / 3月

炊飯器の蓋が壊れました

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いやもうタイトル通りなんですけど。炊飯器の蓋が壊れたのです。
分解して洗えるようになっているんだけど,分解しようとしたらポーンと部品が飛んで,見たら割れている。
まあ壊れやすいところなんだろうけど,まだ買って三ヶ月しかたってない。

しかたがないので,保証書を出して(ちなみにこれを探し出すのに一時間ぐらいかかったw),電気屋さんに持っていく。
すると「あ,これだけ持ってこられたのですか?」という。そりゃ蓋が壊れたんだから,蓋だけだろうと思ったんだけど,
「これは故障ではなくて破損になるのでおそらく有償」
「故障か破損の判断はメーカーがするので,本体ごと持って来てもらわなければならない」
という。

なんだその理不尽な対応!
その場で代わりの蓋を出すのは無理でも,月曜日にはメーカーから新しい蓋が送られてくるだろう,というぐらいの楽観的な判断だったので非常にがっかりしました。本体を取りに帰らないといけないのだけど,他に出かける用事があったので,今日はもう無理だ。

だいたい本体ごと送られてきて,メーカーが何の判断をするというのだ。ほぼ関係のないおかまの部分とか電子部分を見ても,蓋の何がわかるというのだ。故意に蓋を壊した可能性を取り出すヒントがあるというのか?そもそも誰が好き好んで毎日使う製品を意図的に壊そうとするっていうのだ。

結局のところ,壊れやすいものを作ってしまったメーカーの方に問題があると思うのだ。こんなに簡単に壊れてしまうのであれば,それはもう設計ミスだよ。もう二度とあそこの炊飯器は買いません。

電気屋の対応にも不満。何のための延長保証だ。故障と破損の別があるなんて知らんかったぞ。あと関係ない本体ごと持ってこいというのも意味がわからない。大型量販店としてシステム化したからそうなんだろうけど,システムの設計にまだまだ改良の余地があるよ。顧客の満足を結局損なっているじゃないか。

システムを作り出す側に,ユーザーが楽に動ける道筋を作ろうという発想がどうも欠けているように思えるのだ。
おもてなしの精神とか,ものづくり日本とかいうのも,そろそろ限界が来ているんだろうなと思う。

追伸)ついでにあそこのテレビももう買いません。

2015.03.31追記)メーカーにもWebを通じて意見を入れていたのですが,現物が来てから確認・対応とのこと。本体ごと必要な理由も丁寧に解説してくれました。
その上で,先ほど返信が。

 弊社でも過去に経験が無い破損箇所のため、製造元へ連絡の上今後の製品品質向上の課題とさせていただきますので
今回の内蓋の費用につきましては弊社にて負担させていただきます。

との由。溜飲は下がったが,じゃあロット不良だったってことかしら。アンラッキーだったのなぁ。早くご飯食べたい。



春の方法論セミナーに参加してきました

社会心理学会の春の方法論セミナー、GLMMスペシャルに参加してきました。

行動計量学会の春セミナーでも久保先生のお話を聞いてきたけど、同じ人から違う切り口で繰り返し聞くってのも大事だね。わかり方ってのも一通りじゃないから、あーやはりそれは大事だなとか、あーそういう説明の仕方もあるか、とか。

とにかくデータは図にしろという強いメッセージは、よくわかりました。要は、GLMMってのは様々な要因、データの相と元に関する添え字一つひとつについて、データ生成モデルから考えなさい、分布に配慮しなさいという事なんだよな。図示するというのも、相ごとに切り分けて考えると自然に出てくる考えだし、図にすると今まで考えてなかった=考えられてなかった所も無視できないってのが如実に明らかになるのよね。

そういう文脈で行くと、従来の方法論は仮定でガッチガチ、緩めたいところはパッチを当ててシステム維持、という堅苦しさがあることに気づく。

清水くんが、分散分析をWindowsXPに喩えて、Windows7,8があるのにまだそれ使いますか?と言い表したのは、言い得て妙だな。カンシンシタヨ。

じゃあもうベイズで=Macで、という決心がつかない人でも、GLMMはできるようになっておいたほうがいいな。そのうち分散分析はオワコンという認識が心理学界にも遠からず訪れるだろうからね。

帰路では今日の刺激的な話を踏まえ、これをどう教育に生かしていくか、というのは難しい問題だなあと悩みながら、書くべき本の目次を考えましたとさ。



ゼミ旅行2015

ゼミ旅行に行ってきました。一泊二日で島根県。
初日にフォーゲルパークと松江城,二日目に出雲大社と出雲ワイナリーでした。
ゼミ生はもちろん,公的にはゼミに所属していない学生,去年卒業したはずのOBも交えての団体旅行。
移動が車だったので自由が効いてよかったけど,道中の「車内では英語禁止」という伝統的なルールのおかげで,買い出しのお金とか二日目の昼食とかがまかなえてしまうという恐ろしさよ。

学生の,普段見せない姿を観察するいい機会として,いろいろな側面を見させてもらいました。

学生は毎年入れ替わってしまうけど,ゼミの本質みたいなものが残っていくのだろうか,残っていけばいいな,と思っています。.

  



行動計量学会春セミ2015

参加してきました、春セミ。もう何回めの参加になるかな。院生の頃から意識高い系ユーザーとして、毎年のように来ています。

今年はベイズの事を色々考えました。階層ベイズの話だけでなく、状態空間も、モデル比較もその文脈で考えさせられた。

根本にあるのは、メカニズムを表すモデル、生成モデルとでもいうのかな、それを意識してデータを見よう、分析しようということ。

回帰分析して因子分析して分散分析して、を一概に否定するわけじゃないけど、どういう理由でそれになってるのか、どういうメカニズムの、データ分布のイメージでそれをするのかについて、考えましょうね、ってことだね。

昔は機械が貧弱だったから、不便な道具だけどここまでやったぜ、とか言えたのよね。あるいは、心理学者は不便な道具にブツブツ言いながら、上手くいかなかったことがあっても、道具の限界のせいにする、なんなら、捕まえきれないそれが心だ、なんて言ってられたのよね。

もうその手の言い訳は効かぬ時代が来てるわけです。もちろん統計ツールに限らず、思想や科学が、一周回って、相対化・メタ化されたということ。

便利になって楽しくなったけど、学ぶことがまだまだあるなぁ。正直、そろそろ疲れてきたよ。と、書きながら、なんの!という気合もまだ残してるアラフォーです。

たぶんベイズは最後の恋人。燃えるような恋がしたいねえ。



坊主る

丸坊主にしてみました。

昔から髪の毛や髪型について考えるのが嫌いで、髪の毛なんかなければ良いのにと思っていたのですが、なかなかやる機会がなくて。このまま不惑を迎えるのはやだなぁと、最後に惑ってみることに。

でもまぁ、少し勇気がいることではありました。なんででしょうね、自分でも合理的に説明できないのですが、床屋で「坊主にして」というのはやや抵抗感がある。変なの。

さて、やってみて(なってみて)思ったことがいろいろあるのです。

結論はまぁ、ここまでするこたぁなかったな、です。後悔先に立たずというやつな。やってみないとわからないこともありますが、わざわざやらなくても分かることも十分あるもの。経験原理主義はいかんねw

逆接的だけど、言葉で言うことと、実際のイメージとの間には常に乖離がある、ということがよくわかった。自分では坊主にしたい、と思い続けてきたけど、しっかりと、映像的に、イメージしきれていなかった。理論と実践、近いようで遠い。やってみて初めて分かることも、勿論あるわけです。こうなった以上、できるだけいろんな経験を取り込もうと思うのです。

興味深い点の一つ。子供達はほぼ完璧に驚かない。スルーしちゃう。外見に興味がないのか、顔しか認識してないのか。子供の可能性を感じる瞬間でした。

しかしまぁ、大人は違和感をすごく覚えるわけで、自分も鏡に映る姿に「うわぁ」ってなります。慣れるしかないんだろうけど。妻にも「慣れてね」と言ったけどしばらくして「やっぱ慣れんわ」と言われちゃったw 髪が伸びるまでは、嫌われないように、なるべく妻の視界に入らないようにしないと(´Д` )

早速テレビでアイドルが、何かの失敗を受けて、「あ、坊主にしてきます」というセリフを言うのにも出くわしました。ダウンタウンの松本さんも言ってたけど、何故これが罰なのか、自主的にしてる人とかに対して失礼だ、という事を言ってたけど、実感できたなぁw

自分にとって、機能的にはこのスタイルがとても良く、評価してるのです。頭をつるりと撫でる、ということがしたかったので、大変よろしい。自分の視界には大きな変化がないわけで、機能的であれば自分には十分。つまり髪型というのは非合理的で社会的なものなのですな。差別意識に関する社会的な実験としても、価値はあったと思います。

お見苦しいものをお見せしております。皆様しばしご辛抱を。



ベイズ塾で発表してきました

ベイズ塾,MCMCワークショップ第二弾で,RStanの導入について話してきました。

まあ午後の岡田先生のお話がメインなので,その前座です。

そのなかで,世界一簡単なrstanコードについて紹介したのですが,岡田先生の方から二点チェックが。

一つは,分散を逆ガンマ分布で推定するより半コーシー分布でやったほうがいい,という話。先生のお話の中で,どうして逆ガンマなのか,どうして半コーシーの方がいいのか,というのもお聞きして,納得。

あと,stanは正規分布のパラメタを平均と標準偏差で書く。普通は平均と分散でかくから,間違いガチだよね,というフォローもいただきましたが,書き直しました。ちなみにBUGSは逆数で書くのでもっと面倒だという話も。

以上二点,記事の方も修正しておきました。

R stan導入公開版 from Koji Kosugi

いろいろネタ画像を含めたのだけど(ネタ音声も),会場爆笑とならなかったのは残念です。滑り芸じゃないよ。

夜の懇親会で,次の話の機会が決まったみたいなので,次は滑らないように頑張ります?



ご褒美!

今日は一昨日パーティーをした先生の、研究室のお掃除です。ゼミをした部屋、興味深い本棚、思い出のある部屋なのですが、

着いたらすでに四人の実行委員が

まるで出来立ての餌にたかるハイエナのように

本棚の掃除をしておりました。

そうです。先生はもうリタイヤしたら不要、ということで、欲しい本があったら持ってっていいよー、という事なのです。

これはね、すごいことですよ。我々研究者業界の人間にとってはもう、何よりのご褒美なのです。

もちろん私も貪るように、「先生、この本よろしいですか!」「ええよ、ええよ」を繰り返し、40kg違い本を引き継がせていただきました〜。お金にできない(もう手に入らない)本もあるので、鑑定したら数十万円の価値はあるんじゃないかしら?少なくとも、俺にはあるw

先生の頭の中の一部を今後も引き継いで行けることを幸せに思いつつ、少しのノスタルジー。

 

終わって、先生や仲間と遅めのランチ。最後と言わず、いつまでもこうしていたいのですが…

別れの季節ですね。



退職記念祝賀謝恩会

私には親父が三人います。

実の親父。研究の親父。山口の親父。

昨日は研究の親父の退職パーティーでした。実行委員として前々から準備をし、当日もフル回転、私は司会の大役を仰せつかりまして。まあなんとかやり遂げたんだと思います。皆さんが、楽しんでくれたみたいだから。

一つ心残りがあるとしたら、最後に花道を作って見送ったのだけど、司会の私はその中に加われなかったこと。俺も送り出したかったなぁ。

その後、二次会で、親父にありがとうと握手を求められた時は嬉しいやら恥ずかしいやらでした。

コスト・リウォードの関係じゃないですよね。この人が喜んでくれたらいい、と思って何かをして、そのご本人がまぁ楽しんでおられるようだから、感無量です。

さて、明日からは研究者の仕事、かけた労力を業績で取り返す毎日です。何より親元から離れて羽ばたくことが、親父への恩返しだと思いながら。

やるでー。




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