娘vsムーニーマン

夕方から娘の一ヶ月検診へ。
つい先日も行ったが、アレは産婦人科での検診。今日のは小児科の先生によるものだ。先日の検診で、「小児科の先生がやってくれる一ヶ月検診があるので、どうぞ参加して下さい。無料ですし」と言われたので、行ってみたのだ。

さすが専門家、いろんな事を教えてくれたし、親切に何度も「気になっていることはありませんか」と聞いてくれる。こちらもいくつか質問したが、ほぼ全ての答えが「問題ないですよ」だった。安心である。

ひとつだけ、問題があるとすれば、ウチの娘は右を向いて寝るのだ。右ばっかり。頭の骨がまだ柔らかいので、右側の頭がなめらかになりつつある。頭の形が整っていないと、大きくなって美に目覚めたときに怒られそうだ。タオルかなんかを置いて、右に向かないようにしてあげてくださいね、と言われた。

気になっていたので、これまでもやっていたのだが、いよいよちゃんとやらないかんな、ということで、対策を講じてみた。柔らかいタオルを置いたぐらいでは、ものともせずに右向きになってしまう。ぬいぐるみを置いて、少し角度をつけてみたら、ぬいぐるみをはねのける。仕方がないので、まだ開封していないムーニーマン(92枚入り)をドサリと置いてみた。これぐらいのサイズになると、赤子の力ではどうにもはねのけられまい。

左を向いて寝かされると、極端に不機嫌である。むー、うー、と言いながら挌闘している。少し目を離すと、布団の中に潜り込んでいた。ベッドの中で回転してでも頭を右に向けたいらしい。せっかく目標の姿勢に達成したところを悪いが、もう一度置き直す。

ふぇ、ふぇ、と泣き出しそうな声が漏れる。我々は「これもお前のためなんやー」と心を鬼にして無視する。ふんー!とか言ってるときは「ガンバレガンバレ」と思うが、「ふぇ・・・」と言われるとなんだかとっても罪悪感。

写真は闘う娘のイメージです(笑)