お互いガンバρ

昨日の深夜、考えがまとまらないなぁと思っている時に、MSMに後輩が出現したので何気なく声をかけた。そこから結構、話が長引いて。

後輩Sはちょうど修士論文を書く時期で、ずいぶんと頑張っているらしい。自分もそんな自棄があったなぁ、と思いながら「ほう」とか「へえ」と相槌をうつ。

話題が共分散構造分析になった。俺が「あれはよくわかんねぇ」と言うと、「何言ってンだ、てめぇ」と言い返された*1

実際のところ、この分析法の根幹に最尤法というアルゴリズムがあるわけで、私はそれを十分に理解していないから、10年来この方法が出てくると耳をふさぐというか、知らないと思って生きてきた。それでももちろん、共分散構造分析を利用することは出来ている(テレビの構造を知らなくても、スイッチを入れれば点くことはわかる)ので、適当に知った風な顔をすることは出来ていたわけだ。

ただ、最近別な先輩から「あれはどうなってるのかね」と聞かれたこともあったし、最尤法についてはこの夏の集中講義でわかりやすいヒントをもらっていたから、そろそろ本腰入れてやるべぇか、という気になりながらチャットを続けていた。

そのとき片手間に、トテモ良いサイトを見つけた。欠けていたピースが見つかったと言う感じ。

夏の集中講義では尤度の考え方を、コスギボンを書いているときに確率変数の考え方を、そしてそのサイトで対数関数にしてから解を得る考え方を得た。そこに後輩が刺激を与え、昨夜一気に統合され、理解した感じ。

もっとも、まだ感覚的な理解なので、数式のフォローが必要です。でも、根本的な概念がわかったので、後はだいぶん早いはずだ。

長い長い、無駄に思える時間があって、初めてここに至ることができたと思う。そういう意味では、耳学問や知ったかぶり、あと退屈な時間というのはとても大切。目に見えないだけに、よけいに大事にしないとね。

後輩とは「お互いガンバρ(ガンバローと読む。p(ピー)じゃないですよ)」という極端にドウデモヨイ挨拶をして別れた。

*1:実際にこんなに口が悪いわけではない。ただ、意訳するとこうなる。私の周囲には先輩を立てるという風習がないらしい(笑)。念のために書いておくが、これは学問においてはよいことです。

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