馬鹿にしちゃあいかんな

 昨日はクーラー無しでも眠れた。今夜はどうだろうか。日中はだいぶん暑かったのでそういうわけにも行かないか。

 宝くじを買いに隣町へ。サマージャンボがそろそろ当たりそうだ。ものの占いによると、妻が今、宝くじなどに当たりやすいらしいので、彼女に買ってもらった。三億円当たったら、友人Fに古着でも買ってやろう。

 午後は採点。夜中まで。一日つぶれた。(既に二時をまわっている)
 最初はテスト、記号問題などは妻にも手伝ってもらった。助かるわ。
 論述問題は私しか評価できないので、黙々と読む。一通り読み終わったら、もう一度並べ直して、評価のばらつきがないかチェック。結構大変だ。

 最後はレポート。昨日、謎の反応を発見した例のレポート群だ。しかし、今日の発見はそれより更に悪いものだった。

 なかなかよく書けている。Aランクのものが連発だ。これはこれは・・・と思って、ふと気づいた。あまりにもよく似た文章が続くのである。おかしいな、と思って、ネットで調べてみた。案の定、全く同じ文章を発見した。

 私も学生の頃、よくわからんところは本を丸写ししたことがあるのは認める。しかし、ネット上の文章はコピー&ペーストでできるから、より知的労力が少なくなっている。
 しかも、部分参照ならまだ良い。レポートがまるまる、ネット上のどこかの文章をコピーしたものになっているヤツが、出るわ出るわ・・・
 Aランクものだ、と思っていたものも、100%コピーだったりするので、不可にした。

 部分参照と全体コピーの線引きは、90%以上の参照があるかどうかにした。50%でもいいぐらいなんだけどね。
 おかしなもので、レポートの採点をする前に、いくつかの文章、センテンス、特殊な単語をピックアップして、Yahoo!かGoogle、MSNかExciteで検索をかけると、どこかに引っかかる。そこを見て、文章の参照率を調べるのだ。なんだこの採点法?
 「本を読んで要約せよ」という、例のお情け課題が、Amazonの書評からの丸写しだったりするのには、辟易した。

 結局、13のレポートが「検索不可」あるいは「努力の跡が認められる」。6が「部分参照」、10が「完全引用」であった。ほぼ50%の割合で、脳みそを使ってない。レポートの方が大変だろうから、点数を少し甘くしようと思っていたのだが、半分以上の不可率ではそういうわけにも行きませんな。

 それにしても全く、教師をなめた話である。こんなもんで単位をもらえると思っているのだろうか。丸写しなんて、小中学生がやることですよ。

 悲しいもので、「ほぅ、この子はなかなか深淵に考えているなあ」と素直に感嘆できなくなった。難しい単語があると「これはこいつの考えではないな」、「こいつもネットからのパクリか」と疑ってかかるようになってしまうのである。これでは真面目に書いてきた子に悪い。
 変な話だが、日本語がおかしかったり、変換のミスがあれば、それは努力した子です。スラスラと書いている子ほど、疑惑が高まります。

 今日の採点で、笑える話が二つ。

 ひとつはテストの論述から。例をあげて説明しようとしているのだが、
 「例えば、エドワード・A氏が、○○だったとしよう。A氏は・・・。A氏が・・・。」
 冒頭に書いた「エドワード」というファストネームは、なんなんだろう(笑)

 もうひとつはパクリのレポートから。
 小難しい言葉を並べており、論理の筋が通ってそうで、飛躍している。妙な専門用語(ソシオン)も出てきた。これはおかしいなぁ、なんだろなぁ、と思って念入りに調べてみたら、後輩Sのホームページをパクってあった(笑)
 おい、S君よ。やられてるよ(笑)危うく貴様の文章を採点しそうになったぜ。

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