現代的チャット

 というわけで、うっかり昼まで寝てしまっていた。

 MSN Messengerで後輩に話しかけた。
 後輩のイタズラ心で、WebCamに招待される。カメラで撮ったこちらの映像が向こうに届くのだ。私のPCにはなぜかカメラがあるので、こちらの映像が届く。室内着でかっこわるかったのだが。
 ところが向こうからの映像は届かない。カメラをセットアップしていないというのだ。別にお互いの顔を見ながら話したい、と欲したわけではないが、こちらが一方的に恥をかくのは嫌なので、さっさとセットアップしろと急かす。

 結局その後、カメラ、マイクを用いたテレビ電話をしてしまった。
 結構スムーズにカメラの映像が動く。それほどコマ落ちもしない。驚くほど高性能といった感じ。
 二人同時にゲームで対戦したり。これでこそ近未来だよね。でもなかなか、ここまでやる人間はいないのだろうな。
 すくなくとも、音声チャットだけは常に使いたいと思った。イチイチ手で入力していくのが面倒なのである。キーボードデバイスはいくら便利になったor慣れたとはいえ、かなり不便なシロモノですよ?いわんや携帯をや!

 問題は、普段のチャットでもそうなのだが、途切れると間が持たない気がして、ついつい話しすぎてしまうことだ。終わるタイミングを見つけるのが難しい。最近はつなぎたい放題が基本だから、お金がかかるから・・という理由もない。今日も気づいたら2時間話していた。「明日何時頃大学にいる?」というだけの話だったのに・・・
 実社会のコミュニケーションだと、そういうときはその場を移動するのだが、PCで他の作業がしたいという場合はそこが遮られる。問題だな。

 物理空間の重要性。その人がそこに「いる」ということの重要性は、もっと見直されてしかるべきではないか。だから、テレビ電話で何もかも出来る時代が来たとしても、ちゃんと物理的移動、物理的接触はしようと思います。

 「キーワードは、ネットワークとフットワーク」 by 高城剛

 夕食は妻の希望で「天下一品のこってりラーメン」。だいぶん回復してきたものの、まだ熱があるので心配です。
 で、希望をきいてあげようと、天下一品までひとっ走りしてお持ち帰りのラーメンを買ってくる。

 こってりスープと麺、具、あとラーメンダレがセットで入っている。こってりスープは人によっては「あんなもんスープじゃねぇ」というほどこってりしているのだが、作り方もなぞめいていた。
 作り方を見ると、「こってりスープを温めます(約12分)」とある。12分!やたら長いですよ。凍っているわけでもないのに、全体が暖まるのにそれほど時間がかかるのだ。ちなみにこのスープは、どこをどうやっても凍らないそうだ。何で出来ているんだろう?
 んで、できあがったものを食べると、なんだか味が薄く、美味しくない。こってり感は伝わってくるのだが。そのとき「ラーメンダレ」を入れ忘れていたことに気づいた。それを入れると、お店で食べる味に近づくのである。
 要するに、こってり感だけを出すなんらかの液体があって、味は別で付けているのね。恐るべし、天下一品・・・。