釈迦の掌

 朝から晩までパソコンに向かっている。少々気が滅入るが。

 午前中は頼まれごとをやっつける。意外と早く済んだので、少々早い目のお昼ご飯。

 午後はなかなかやる気になれなくて、とりあえず体を動かそうと、書き上がった章の文献を調える。これが意外と奥が深くて、気がついたら2時間以上経っていた。肩が大変凝りました。

 妻を迎えに行く。大相撲のチケットを取ってくれたが、その日非常勤があることをうっかり忘れていた。妻も仕事があるらしい。チケット屋に売ろうにも、日付指定の、しかも次の水曜日という余裕のなさ。売れなかった。

 ラーメンを食べに行く。最近できたばかりの「てんぐ」というところ。
 「杉千代」に似た味で、ホロホロのチャーシューも美味しく、スープも一味が効いていておいしい。
 しかし、着いたとき駐車していると、店員が表までお迎えに来てくれていた。「ようこそ、いらっしゃいませ」みたいなことを言われる。悪い気はしないが、ものすごく流行っていないんじゃないか?美味しくないんじゃないか??といらぬ不安を喚起させられた。
 一口食べると、すぐそのおいしさはわかる。しかし妻は、「・・・美味しいよねぇ?」と、そうであることが不思議なような顔をしていた。
 まあまだ新しいお店だから。これから人気が出るかもね。

 さて、帰宅後は少しゆっくりしてから再び仕事に戻る。次の章を書くのだ。
 途中で文献が気になり、開いて読む。すると、たまたま開いたページに大変いいことが書いてある。タイトルだけで検索して借りてきたヤツだから、中身をよく知らないのだ。ほう、どれどれ、と本の構成を見ると、これはすごい。自分がコピーしてもっている、「こりゃ社会心理学の中でもキーになる論文だな」と思われるやつが、何編も入っている本じゃないか!たまらなく欲しくなった。

 早速ネットで検索に入る。
 日本の古本屋は全滅したが、もとが洋書なので、Amazon.com(.co.jpじゃなくてね)にいく。ありました、usedながら、本の状態はVery Goodとのこと。49ドル。日本円で5000円強か。研究費にカウントできないが、私費で買う価値が充分あるので、手続きに入った。
 しかし、最後の最後で「その宛先には送れネェですよ」と言われる。何度か住所を書き換えてみたり、アカウントをしっかり取ってみたりしたが、駄目なのだ。
 そこにあるのに。手に入らないなんて!

 ということで、違うサイトで検索してみました。Abebooksが同様に扱っている。同じ49ドルのヤツもあるが、これはAmazonと同じ本屋が登録しているヤツだ。だからきっと海外輸送はしてくれないだろう。しかし、別の商店が14ドルでやってくれている。一応美本になっている。こっちでやってみたら、ちゃんとウチに送ってくれることになりました。ラッキー!
 洋書の古本だから、きっと二週間以上はかかるだろうが・・・これは良いものですよ?!

 余談だが、その本を読んでいて、昔読んだことのある文献にぶつかる。あれ?と思って、図書館の印を見た。私以前に、一人だけ貸り出したヤツが居る。

 そのときに気づいた。「これ、4年前の俺や」

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