サイクル

 昨日の授業で書かせた感想を読み返す。

 なかなか色んな反応があって面白い。とりあえず「少し難しかったです・・・」というのが平均値か。だとしたら狙い通りである。素直に「ご免なさい。後半寝てました。」と書いてあるのも、潔くていい。
 しかし、笑わせてもらったのは書き間違いである。
 「心理学」というタイトルの授業なので、ニュートンやコペルニクスという名前が出てくるのは当然なのだが、昨日やったのは神経回路網。そう、ニューラルネットワークの話なのです。3人ぐらいの学生が、ニューロンとニュートンを書き間違えている。「ニュートンが日々死んでいくなんて・・・」という記述には笑った。ニュートンが140億もおったら嫌じゃろ?!
 あと、パブロフの犬の話はしたが、バビロンの犬って何だ?
 授業が進むテンポとか、黒板の字の大きさなど、修正できるところはなるべくしていきたいと思う。

 今日は午後から学校に出ればよいのだが(研究員になってから、本当に必要がないと行かなくなった。家に研究環境が整っているので、ヘタに外に出た方が不便、という事でもある)、今日は起き損ねた。一度トイレに立ったのだが、そのときなぜか妙に目が覚めていた。おそらく90分の眠るサイクルで、ちょうどサイクルがとぎれる瞬間だったのだろう。しかし起きる予定はその60分後だったのである。もちろん寝直すわな。
 そう、ご名答。60分後に起きられませんでした!そこから90分以上寝た(笑)
 朝の支度、何もできなかったので、妻にごめんなさい。

 今日は電車の中で読んでいる本のご紹介を(もはや日記ではない)。
 ひとつは「私はどうして私なのか」大庭健著、講談社現代新書。友人と本屋で待ち合わせをしていたとき、相手が少し遅れてきたので、本屋の中をウロウロしていたとき、つい買ってしまったという代物。本を手に取ったときに友人が来て、「・・・どうしたんや、悩んでるのか」とか聞かれた(笑)。心理学者は普段からこうなんだって。その後後輩に貸していて、最近帰ってきたので読み直している。
 自分が自分のことを、固有名詞(たかしちゃん、のような)で呼ばずに、一人称の代名詞が使えるというのはどういうことか。実はすげぇことなのじゃないか、というところが出だし。
 将来的には(予定では40歳〜)、言語についての研究をせねばならないと思っている私にとって、興味ある一品である。

 二つ目は「物理学と神」池内了著、集英社新書。科学が神をどのようなものとして捉えてきたか?という話。これも本屋で人を待っているときに、タイトルを見て即買いした。しかし、知った話ばかりで、さほど新しいことが書いているわけではない。後半になってきたら、作者が関係ない挿話やわかりにくい例え話を入れてくるので、嫌になってきたのだが、もう少しで読み終わるから我慢してやる。
 でもまぁ、目の付け所は悪くない本だと思うのだ。科学者として、全知全能の神を考えるのか、何でもかんでも神様だというような世界観で行くのか。少なくとも、科学史を考える上では重要なキーワードでしょう。暇つぶしにちょうどいい本です。

 さぁ学校に行こう。

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