大盛況

 立ち見が出た。

 先週の授業で、優しい言葉をかけすぎたのか?「たくさんいると鬱陶しいから、授業に出る気がない子は出てこなくていいよ。出てこないということを理由に落としたりはしないから。」といったのをなんだかポジティブに受け取られてしまったのだろうか。ともかく、今日の授業は教室の座席に埋まりきらないぐらい学生がいたのだ。
 後で聞くと、150人はいる教室だったそうだ。200人近くお客さんが集まったようである。

 これは「俺って人気者」ということを言いたいのではない。逆に、辛い話なのだ。勘弁して欲しいよ。
 全員が食い入るように授業を聞いてくれるのなら、いい講義なのかもしれぬ、と自画自賛できようものだが、もちろんそんなことはなくて、そこかしこでピーチクパーチクおしゃべりをされるから、色んな方法で(一括するとか、咳払いするとか、黙り込むとか)教室を静かにさせねばならない。話をするだけならいいんだけど、そういうところでエネルギーを使うのはもったいないです。
 中には一応ちゃんと聞いてくれてる子もいるから、そういう子にとってもはなはだ迷惑な話。どうも女子校というのは疲れます。もちろん共学の教室でも、人数が100をこえるとコントロールに疲れるのだが。

 前回は導入だったので、小一時間で授業を終えたのだが(これも楽勝授業と思われた原因か?)、今回からはさすがにそういうことは出来ないので、90分の授業をしっかり二回やりました。あー、つかれた。
 五時間目の方は人数が少なかったので、だいぶんと楽だったがなぁ。

 ともかく、これが当面日常になるのだから、早く身体を「オン・シーズン」用に慣れさせて行かねばならない。