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アキラが使いやすくなったような気がする。

 今日も朝から学会に行ってみた。特に聞きたい話というのはなかったのだが、後輩の発表もあるし、今年から新しく企画された「院生セッション」というがどれぐらい受けるものか興味があって顔を出してみたのだ。もちろん近いというのが最大の理由であるけれども。

 後輩の発表は、ボロを見つけて後でいぢめてやろうと思っていたのだが、期待以上によい出来で、声も通っているし客も多かったし、よかったんじゃないかな。後で聞いたところによると全体討議で質問がたくさん出て、受け答えがうまく行かなかったところもあったようだが、言い換えれば彼の研究にまだ問題があるってこと。これはそこを改善さえすれば良いというポイントの指摘なんだから、そういう意見が聞けたのはいいことである。

 「院生セッション」という企画は、院生が指定討論者に高名な先生を指名できるというもの。どんな雰囲気なのか、顔を出してみたが、客のほとんどが院生であると見受けられた。敷居が高いと感じられる先生を指名できるという発想は面白いが、よく考えれば学会がレベルの高い・低いを気にしてたらあかんよね。偉そうな先生でも、学者として腐っていたら尊敬しなくて良いのだ(極端な話)。多くの「高名な」先生方が参列していて、積極的に院生を指導してやろうというノリなら、来年ちょっと名乗りを上げてみるかな?とも思ったが、どうやら院生に指名された先生方以外は出席していない。結局敷居は高いままなのであった。果たしてこの企画、第二回はあるかな?

 昼は指導教授と一緒にランチを取って、帰ってきた。午後からは特に見たいものがなかったのである。
 おかげで最近サボっていた家事をすることができた。

 先週は二日ほどしか家で寝なかった。妻より院生仲間の顔の方をよく見たぐらいだ。
 明後日からは普通の日常が戻ってくる・・・と期待したい。

 (明日は卒業式なので、まだ非日常なのである)