MBAと事務手続き

予算の目処がたったので,いよいよあの,新型MBA(MacBookAir)を発注することに。

不正使用が問題になった昨年度末から,現場発注の禁止というルールができたので,事務に「MBAを買ってください」と香入システムを介して注文。

さて,発注後数日たって,学会でMBAを使っている人を見かけて,ふと思い出した。
そういえば,USキーボードのほうがいいんだったっけ。デフォルトだとJIS配列キーボードになるんだけど,それだと大きめのトラックパッドに手があたって不便だと聞く。

参考;
USキーボードを選択してMacBookのキー入力環境をより快適に! – ザリガニが見ていた…。
USキーボードの方がよい理由 (第3版) – Garbage Articles

ということで,大学に戻ったときに「今どこまで手続きが進んでいるかわからないけど,可能ならUSキーボードのオプション指定をしてください」とお願いした。
現場発注が禁止されたので,発注者→所属事務室→財務部契約課→業者,という流れになるので,システム入力して2週間ほど経たないとものが届かないなんてことはザラにあるのです。だからまだどっかで止まっているだろ,と思って。

ところが,所属事務室から帰ってきた返事は「もう発注手続きをしたので駄目だということです。そういう指示はちゃんと備考欄に書いてください,と言われました」とのこと。ぐぬぬ。

一旦「そうですかー」と引き下がったが,一晩考えて,やっぱり何か悔しい感じ。
いろいろな意見を見て,まぁ慣れの問題かな,と自分を納得させようと試みたが,改めてAppleのサイトに行ってMBAの姿を見ると・・・

USキーボードでサイトを作ってあって(当然か),その姿がまぁ美しいわけです。
バックライトで浮かび上がる文字は,アルファベットだけのほうがやっぱり美しいわけです。
こらあかん,と。心を入れ替えて,交渉をすることに。

まず所属事務室に言って,物が納品されてから,開封せずに直接Appleと交渉するけどいいかな?と言ってみた。
それはまぁ構わないです,と。でも今,手続きがどこまで進んでいるか確認しますね,とのこと。

その間にAppleに電話してみた。とりあえずオンラインストアに。
これこれこういう事情だと。契約課が勝手にJIS配列で注文しちゃったみたいだが,俺がほしいのはUSキーボードなのだ,と。そこで対応してくれた人は,とっても親切かつフランクに,お客様の希望にできるだけそいましょう,という態度がにじみ出てきているわけです。接客について,隅々まで教育されているなぁ,という感じ*1
もっとも,契約番号とか,このオンラインストア経由かどうかもわからないので,改めてそのへんの個人情報を調べて連絡してもらえませんか,というお返事。そりゃそうだ。ま,可能かどうかの確認を取りたかっただけなので,かなり勇気づけられたぜ。

で,大学の契約課に電話して,「俺の発注番号と先方の連絡先を教えてくれ,交渉するから」というと担当者に変わって,『番号はコレコレです,すいませんご希望に添えなかったようで」という話。そこからAppleの法人担当者に連絡して,事情を話すと「そういうことでしたら,そのままご返送いただき,再度見積もりを出させて頂きますので,ご確認のうえ再度ご注文いただけませんか。お手数をおかけして申し訳ありません」という。やったね!

その後,契約課と所属事務室に交渉がうまく言った旨をお伝えして,一件落着と相成ったのです。
実は物はもう大学まで届いていたらしい。結局目にすることはなかったが,もし我慢していたら,今頃新型MBAを触ってウハウハ状態,それを持って出張に行くって素敵やん,と思ったのだけど,久しぶりにMac陣営に帰るので*2,細かいところまでこだわれるなら拘りたいよね。

今回わかったこと。交渉はしてみるものだ。あと,事務のシステムはやっぱり不便だ。自分でオンラインストアで契約していたら,その時にオプションの選択とかできたんじゃないかな。ストレージの容量とかメモリサイズ,画面のサイズは間違えずに書かなきゃ,と思っていたけど,キーボードのことやAppleCare Protection Planのことなんかを忘れていたわけです。悪い言い方をしたら,契約課が俺の思った通りのことをちゃんと発注しなかったから悪い,とも言える(普通JISキーボードでしょう,という反論は認めません。ええ認めませんとも)。
ところが,所属事務室の人も,契約課のフロントエンドの人も,もちろんAppleのひとも,なるべくこちらの希望を叶えるようにいろいろ規則にあたってくれたり,交渉してくれたり,対応してくれたりするわけで,そのあたり方はとても親切なのです。みんないい人。だから,これは人が悪いんじゃなくて,システムが悪いんだと思う。

それは,社会工学であり,社会心理学者として考えなければならない問題なのだと思う。

ところで,この一連の交渉の中で,一人だけ腹立たしい人がいる。それは契約課の電話をとった窓口のオッサンだ。小さな低い声で「あぃ契約課」と出るし,こちらがコレコレこういう情報がほしいのだが,というとそれもぼそっと「担当者に変わります」とだけ言う。親切さゼロか!その後変わってくれたフロントエンドの人が若くて親切心丸出しだっただけに,残念だなぁと思うわけです。

みんなでしあわせになろうぜ…

*1:もちろん,電話応答の最中に「記録と対応の教育のために録音させていただきます」という監視があったから,担当者がちゃんとしていたのかもしれないけど,それもコレも含めて会社としての対応が素敵。客を逃がさないようにしよう,というスタイルがいいよね。

*2:自分のお金で始めて買ったパソコンがApple LC-630。OSがアップグレードしたばかりで,PowerMacが出た頃。でもPowerMacは高くって手が出ないから,LC-630で我慢していたら,エラー出まくり,フリーズしまくり,大変な苦労をしました。その半年後にWindows95が出て,多数派がそっちに流れていったという時代背景は御存知の通り。Macへの初恋は二年ほどで喧嘩別れですわ。

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