あべちゃんおめでとう

R-1を見た。タイトルからばらしていますが、あべちゃんおめでとう。

私はモノマネが嫌い。芸だとは思うけど、笑いにならない。似せれば似せるほど、あぁおじょうずね、となるじゃないか。何より、芸人として誰かに依存していることが許せない。笑いというのは、あらゆる可能性を裏切る方向性を感じさせたときに生まれるものだから。

私はキャラ芸があまり好きではない。芸だとは思うし、笑うこともあるけれども、考え及ばないほどありえないキャラクターというのは少なく、何より下品なものになりがちだから。

私はリズム感で笑わせようとする人間は、芸人として認めないし、笑えない。

私は「もう中学生」や「鳥井みゆき」のような、異端児であることを笑わせようとするのが嫌い。ユーモアという言葉の意味がわかってないからだ。

私は、アイディア一本で生きていくような芸人が好き。松本人志しかり、バカリズムしかり。常にありえないことを考えて、その世界がいかにあり得るかを力説する人が好き。

今日のあべこうじはとても良かった。今まで、漫談で頑張ってはいたのだけど、今ひとつその辺の立ち話のレベルを超えていなかった。今日の話は、伏線が効いていたので、話芸が一段と光っていた。あれは、芸だ。笑える芸だ。

苦労した時期が長かったこともわかる。それだけに、技術を伸ばして賞を取ったことを、純粋に祝福したいと思う。
おめでとう、あべちゃん。

ところで、板尾の得点は明らかに他の人と負の相関をしていたなぁ。わざとかなぁ。

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