命名、ヴィトゲンシュタイン

昨夜は病院に泊まり込んで、生まれたばかりの子供と妻に付き添い。
本当は、個室とはいえ泊まり込んではいけないらしい。妻によっぽど精神的な不安定が見られるとかでなければ。でも「よっぽどです」ってことで一泊だけ泊まらせてもらえた。父親の育児参加がうたわれている現代でも、こんなもんです。

夜はやはり2時間おきぐらいにぐずるので、あやしたりしていたんだけど。
その間に妻と、もう名前を決めてしまおうと相談しました。

いったんはテツジに決まりかけたんだけど、書いてみると父親と一字しか違わないのも、オリジナリティがねぇなぁということで、結局テッペイに決定。

前期ヴィトゲンシュタインは、哲学の混乱は言葉の誤用にあると考えた。そこで、言葉を正しく使えるように、公理論的に哲学用語を並べれば、すべての問題は解決されると考えた。

まぁうちの子も、哲学を平らげて、ひらいてあきらかにしてくれればと思いながら、こういう名前にしました。読みはヴィトゲンシュタインです。

2008年8月8日は、8が並ぶので、中国の人は入籍したり出産したり五輪を開いてみたり、と色々お祝いムードらしいですね。私はそんなことを気にもせず、今日出生届を出してきました。
ジェントルマンになってもらいたいものです。