遠方より髪、切りにきたりて

午前中の話。廊下で聞き慣れた笑い声がする。まさかね、あの子は去年卒業したんだから、と思っていたら、これまた懐かしいドアのノックが。
このノック・パターンはまさか、とおもったら、案の定。昨年の卒業生でした。

ちょいとばかり遊びに山口に帰ってきて、忌憚だから大学にも寄ろうか、寄るんだから先生のところにも顔出さなきゃなぁ、と思ってくれたらしいのです。
で、ゼミ生も交えて、久しぶりに談笑。
まぁ卒業したといっても一ヶ月前だから、懐かしがるほどのものでもないんだけど。

とまれ、就職してよかったなぁと思うのは、こういう時間です。
卒業生が想い出と共に帰ってくる、そのために一所にとどまっている、というのは大事なことだと思うのです。
非常勤講師では考えられない恩恵ってやつでね。

今のところにいつまでおいといてもらえるかは知りませんが、いる限りはこういった喜びをたくさんもらいたいものです。
(寄ってもらえる先生にならなきゃなぁ(笑))