肝っ玉の小さな

9日に新幹線で行くために、駅前の駐車場に入ったときの話。

コインパーキングみたいなところで。
「空車」になっているので、ラッキー!と飛び込んだけど、とめるところがない!
えぇ〜?!こんなことってあるのかよ、と思いながら、駐車場内でうろうろ。
あきらめて出ても良いんだけど、何もしてないのにお金を取られるのは嫌だし、電車の発車時刻も迫ってきて・・・。
結局、む、どうにもならぬと思い、枠内ではないけど駐められそうな場所に駐めた。じゃまだろうけど、今駐まってる他の車も、何とか出られるだろう、と。
でもまぁ、何らかの対処が必要か?と思い、管理会社に電話。「これこれこういう事情で、駐めたからな」と言っておいた。言われた方も、「今日は休日で、担当者がおりませんで・・・また後ほど、状況を見に行きます」と返事していたが、鍵を預けているわけでナシ、どうしようもないだろうけど。

まーでも、全く黙っていると、何かトラブルがあったときに俺が一方的に悪い、となりかねぬ。
最悪、あれで駐めている車が出られないから慰謝料?支払え、とかいわれても「俺も被害者だ」といえるだろう、とか考えたわけです。
携帯から番号通知で発信しているから、何かあったら連絡してくるだろう、とも。
帰ってきたときにでっかい傷がついていたりとか、レッカー移動させられたりとかしていたら、文句を言えるだろうし。
最悪、車がボコボコになったとしても、乗員は全員遠く離れているので怪我したりするわけでもないし。

いやはや、とにかく、肝っ玉が小さいものだから、色々考えるわけです。たぶん、この肝っ玉の小ささは遺伝だ。親族に共通する性質だもの。

ともかく、帰りに駅について、駐車場に着くまでどきどき。駅のホームの窓から見て、姿は確認できたので「よし、レッカー移動はないな」とか、近づく間も「お・・お・・・大きな傷はなさそうだ。お・・・お・・・あぁ、小さな傷もないな、あーよかった」といちいち気にしてました。

後で見てみると、最初に駐めたときに判断したように、ちょっと狭くなるけど十分出るためのスペースはあったのだ。回想中は「あー、やっぱり無理があったかなー、狭かったかなー、他の車は大きいヤツだったなー、ああいうのに限って運転ヘタなやつが運転してたりして、五月蠅いヤツだったらやだなー」と、悪い方ばかり考えていたんだけど。終わってみると、なんてことなかったのです。

普通の駐車料金を払って帰ってきました。おしまい。