思い出しながら2

14日は多変量解析・試験の日。試験監督に行く。
妙なもので、非常勤講師も試験監督業をやって下さい、と呼ぶくせに、監督責任者や事務の手伝い(院生バイト)で3人もいるのである。要は、仕事はしなくてもいいからその場にいろ、ということ。なんでそんな必要があるんだろう。
一応名目上はそうなっているとはいえ、俺も院生時代はずっと試験監督をやっていたわけで。監督責任者の先生も、「君が居るのなら、全部お任せしますね」と、監督責任者の仕事をやらされる。やることは全然かまわないんですけど、なんだか名と実が伴ってない感じがいやだ。

大学中のプリンターをフル稼働して、ギリシア発表の配付資料を印刷。
同時に試験の採点。成績の提出が、帰国の翌日になるので、行く前にやってしまいたかったのだ。

20問の問いで53人の受験生。IRTで分析。データの数からいったら無理矢理なので、解が出るかしらと心配していたが、バッチリ出た。推定された被験者母数を元に採点。これで終わりかな?と思ってよく見てみると、少し面白い現象が。2問しかあってない人が60点以上なのに、8問正解で40点台、というケースがあったのだ。理論的には間違ってないのだが、直感的にしっくり来ない。誰でも正答できる問題を8つ解けたり、誰でも正答できる問題を間違えていたりすると、8つあっていても母数が低くなることはあるだろう。逆も又然り。でも、ほぼ真っ白に近い回答用紙で、二カ所だけ書いていて○になっている子が合格し、いっぱい書いているんだけど残念ながら間違いが多くて8つしかあってない子が不合格になる、というのはどうだろう・・・と思う。ので、少し素点(正答数)も加味した。すなわち、合格点を割っているが5個以上正答している子は60点ちょうどにする、といった感じで。学力推定という意味じゃ駄目なことだと思うけど、大学教育ということを考えるとこの程度は妥当な処置でしょう。

ちなみに、この採点法、1問正解でも50点になるのです。試験を受けなかったら0点。試験を受けて、1問正解していると50点。ほとんど試験出席点が50点と言ってるようなもんだ。

面白いのは、今回初めて3パラメタモデルでやってみたら、あて推量母数cが0.4〜0.5ぐらいになること。つまり、適当に答えても50%ぐらいは正解してしまう問題が多かったのだ。これは前日が公開質問日だったことに大いに関係あるだろう。上の試験出席点にも関係あることなんだろうな。

ということで、夕方までに何とか採点を終えて提出。数時間でIRTまでやって採点する教師は、そうそう居ないと思いますけど何か?

帰宅し、しばらくすると友人Mが遊びにやってきた。祇園祭に行きたいらしい。
少し眠たいので先に休ませてもらいましたが、妻をしっかりカウンセリングしてくれたみたいです。

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