学生にとって良いこととは

kosugitti2006-03-17

朝からリハビリ。

リハビリ=理学療法の部屋は面白いものだ。見たこともない機材がいっぱい並んでいる。何をどうするのか全くわからない。使っているのを見てもわからない。
半球型のものに患部を当てている人。そして妙な音を立てている機械。
革のベルトやワイヤが絡まったベッド。そしてそれに腰や肩を引っ張られている人。プロクラステスの寝台かよ、と心の中でつっこんでしまいました。
片足だけ入れる風呂。それに足をつっこむ俺。温めてからリハビリになるので。

目新しい機材は満載だが、いつぞやと違って、まるで未来は感じない。
新しそうな機械もあるのにね。なんでだろう。

待合所にかの名作、「失踪日記」があったのには驚いた。読み始める。リハビリが終わる頃には読了できるだろうか。

そろそろ春学期の授業の準備を始めている。
まずは講義計画の見直し。昨年度の授業でウケなかったところを省き、より理解が進むようなプランに変えてみたりする。

たいへん悩ましいのは、何が学生にとって良いことなのか、が見えてこないところだ。

パワーポイントで資料を作ると、メディア世代の学生にはウケがいい。しかし、これだと手を使わないし、非人間的にスライドを移せるので、ノートに書き取る時間がなくなろう。だからといって、書きかけの(穴埋め式的)ノートをこちらで用意しようとすると、どこを穴にしていいかわからない。要点は学生が自主的にまとめるべきものだろうしね。

今日はパワーポイントで作り、止め、ワードでノートを作り、止め、プランを練り・・・と逡巡している。

写真は梅の花と娘@梅の宮大社。もう一歳と一ヶ月になりました。