読書案内

ということで、何とか帰ってきました。
荷物はほとんど送り、手荷物だけにして。
バス、飛行機、タクシーを乗り継いでの帰宅。機内では優先搭乗させてもらえたが、シートが狭くて一番つらかったです。沖縄に行ったときも優先搭乗だった。このときは子供がいたからだけど。

ま、けが人や子連れでも旅行しやすい時代が来たってことかね。

ところで、宿で読んでいた本はコレ。読了しました。
空間の謎・時間の謎―宇宙の始まりに迫る物理学と哲学 (中公新書)
空間の謎・時間の謎―宇宙の始まりに迫る物理学と哲学 (中公新書)
ちょっと感動。後半の宇宙論は訳がわからなかったが、「関係」をもとに時空を構成するという話で、ライプニッツ−マッハの力学vsニュートン−アインシュタインの力学の対決の話。これだけみると、ニュートン力学ぼろ勝ちだろうと思うかもしれないが、さにあらず。最近の研究で、関係説による力学もかなりのもんだと言うことがわかってきて・・・・というお話。

師匠が「関係科学」への道―社会‐心理事象の解明に向けて (ソシオンシリーズ「社会‐心理」)という本を書いていたこともあって、非常に興味深く読ませてもらいました。

しかし、集団力学が想定している力場は何空間なんだろうな。単純なユークリッドとは思えないが。空間特性を明らかにするためには、何がいるんだろうか。何らかの測度だよな。潜在特性のような?多次元正規分布の確率空間か。いや、距離の定義の仕方によれば・・・

ライフワークになりそうだな(笑)