Kosugitti's BLOG

アンドロイドは正規分布の夢を見るか

この画面は、簡易表示です

2010 / 8月

かかりつけ医ってどうやってなるの

今行っている内科にかかわらず,あちこちの病院で「かかりつけ医を持とう!」というポスターが貼ってある。
総合病院に案内状なしで行くと紹介料?みたいなもんで3000円ぐらいいきなり余計に取られるし,そうしないと混雑しすぎて大変という総合病院の気持ちもわかる。
さらに,初診だとラポールを取るところから始めないと行けないし,過去の病歴や性格的なものについての(相互?)理解があった方がスムーズに進むというのもよくわかる。

今回の病院の先生はすごく良いので,内科のかかりつけ医としてはこの人が良いなぁと思う。他にも耳鼻科,整形外科ならここだな,というのが近所に見つかっている。

しかし,かかりつけ医って,どうやって作るんだ。「ぼ,僕のかかりつけ医になってください!」って告るのか。
たぶん,「友達になってください」という言葉と同じぐらい無意味で,自然とそうなるもの,という感じもする。
でも,「深夜に急に病状が悪化したら,まずかかりつけ医に!」とか書いてあるので,そこまでの関係になるにはある程度契約というか・・・なんかあった方がよいと思うんだよね。夜中に電話して,「私は君のかかりつけ医になったつもりはない」と言われたら悲惨だぜ(笑)
そこまで行かなくても,電話して「あぁ○○さんね」と思い出してくれたらいいけど,「はて・・・ウチで受診したことある人ですか」みたいな対応なら,実際初診と変わらないわけで。
一人の医者が再任・再生できる患者数には上限があるはずなので,必然的に「私はキャパがいっぱいなのであなたのかかりつけ医にはなれません」というがあってしかるべき。
であればやはり,どこかで告白?して契約?せなあかんのちゃうのかと思う。単に患者の側で,あの人は良さそうだからいざとなったら頼みましょう,と思いこんでいたらそれでよいってわけじゃないだろう。

なんだかつまらないことを考えている,ってのはわかるのですよ。例えば友人関係に契約の概念を持ち込むのは野暮というもので,どうせ形式的にもそんな定義なんかできっこない(出来たら社会心理学者の仕事はずいぶんと楽になる(笑))。
でも,理想と現実のギャップというか,一般論と個別ケースの対応というか,どうしてもすっきりしないのがスッキリしないのです。



治ったと思ったんだけれども

今日も朝から病院。週明けにはすっかり良くなっているでしょう,というお医者の言葉通りに元気だったので,今日は「おっけー,治ったね,元気だね」といわれに行くものと思っていた。

実際,病気の症状は押さえられていて(体温が36.8とごく微妙に高めだったのは驚いたが),食べるし飲むし,元気だし,肺の呼吸音もグッと綺麗になった,声も綺麗になったと言われたのだけど,これでおしまいにはならなかった。
というのは,まだ肺炎やぜんそくがぶり返す可能性が残っているので,まだ薬を飲み続けて,徐々に限定解除していって完治となります,と。二週間ばかり薬を飲んで,その後にもう一度見せてくださいということだそうで。

うーん,すっきり終わった!とはならないものですね。



理系人間が心地よい:『すべてがFになる』を読んで

すべてがFになる (講談社ノベルス)

これはミステリ。Twitterで誰かがつぶやいていて,ある日読んでみるかと思い立った。で,本屋に行くとシリーズになっている。えー,シリーズものか,長いのは面倒だなぁと思ったが,既に五冊目を買ってしまうアタリ,十分はまってしまったのか。

理系ミステリ,という言われ方をしているようだけど,本質は違う。確かに主人公が使うのはUNIXで「ログイン」したり,メールに「リプライ(返信)する」,という表現があるけど,これは90年代前半という時代背景からくる専門っぽさで,いまじゃあMacOSLinuxベースだったりするわけで,ログイン,メール,リプライは日常用語でしょう。つまり出てくる機械が理系的・専門的なわけじゃない。

じゃあなにか,というと登場人物が理系人間なのです。萌絵という助手キャラは,計算がアホほど速いという意味では理系的かも知れないけど,何より主人公の犀川が,共感性が低いながらも必死で社会的に適応しようとしている,というあたりが良い。主人公の中にはいくつもの自我があって,それがせめぎ合ってなんとか社会性を保っている,というのもおかしな設定ではなくて,そういう人もいる,いやさ人ってそういうモンだよね,と思わせるところが一番面白いのです。

日本人は子どもの頃,遊び仲間に加わるときに「混ぜてmix」というが,欧米ではjoinだ。つまり,個が全体にとけ込んで同一化するのが日本的,そうでないのが欧米的,という人間観もよくわかる話です。

残念ながら,シリーズ化することで毎回事件に巻き込まれてしまうといううさんくささ(探偵でもないのに,一民間人が毎年殺人事件に関与するのは異常)はあるけど,まぁそこは我慢してつきあってみるか,と思っています。単体で読むのなら,第一作のこの「すべてがFになる」が一番オススメ。



学生の素養としての宗教学:『世界がわかる宗教社会学入門』を読んで

世界がわかる宗教社会学入門 (ちくま文庫)

世界がわかる宗教社会学入門 (ちくま文庫)は宗教学の入門としていい本です。
本書の問題意識でもあるけど,日本人は宗教に関する意識が弱い。おそらく普段意識せずに生活しているし,諸外国の宗教に対する見積もりも低すぎる。低い,というか,もっと普遍的な感じなのだ,宗教って。
でも「さて宗教ってどんなのがあるのかね」と思ったら,意外と日本語の入門書が少ない。教養として知っておきたいんだけど,知るチャンスが少ない。知っている知識をどう使うか,といわれて使うシーンも思いつかないけど,無いとわからない世界ってのがあるわけで。

そんななか,この本は一冊でほぼあらゆる宗教を網羅しているから,入門書として最適なのです。
ポイントは,三大宗教に加えて儒教もテーマにいれているところ。中華思想ってわかりにくいというか,体系だって学ぶチャンスが少ないのだけど,これはちゃんと書いてあります。
勉強になったなあ。

残念ながら,最後に書いてあるリンクには飛べなかったのだけど・・・学生に勧めてみようと思う一冊でした。



学会行ってきましたよ

学会。シンポジウムに参加し,WSを半分だけ顔出して(後半は自分の発表とかぶっていたのです,中座してごめんなさい),ポスター発表。
新しく名刺交換はしなかったものの,顔見知りの先生方と発表テーマについてディスカッションできて楽しかったなぁ。

夜は学生Wと合流して飲み会(自主的な懇親会)。アホな話でもすればよいのに,真面目に今後の社会心理学について語ること数時間。
20時スタートというのもあったのだけど,二次会,三次会まで行って終わったのが2時過ぎ。病み上がりですが,こりゃすっかり回復したと言わざるを得ないな。

ところで,二次会会場は,最初バーの雰囲気があって良かったのだけど,途中からカラオケバーになってしまった。0時を超えるとカラオケ解禁になり,常連さんが来て歌い始めるようだ。
せっかく真面目な話をしているのに,隣で「島人の宝」を歌うものだから,定期的に「イーヤァーサァーサァー」の合いの手が入ってしまう。嫌気がさして,二杯で出よう,となった。4人で各2杯で一万円を超えるとは思わなかったぜ!恐るべし凍狂。



炎天下でも行列−無敵屋

前日の懇親会会場に向かう途中,行列を作っているラーメン屋さんがあったので,朝昼ご飯はここ!と決めて行った。
10:30開店で,10:00に着いたので向かいの大きな本屋さんへ。いやぁ,色々欲しい本があって困った。とりあえず二冊だけにとどめておく。

10:40にお店の前に言ったら,既に行列になっている。炎天下やだなぁ,やっぱお店変えようかなぁ,と思っていたが,行列客用に団扇がおいてあったり,途中で店員がメニューを持って注文を聞きに来たりしたので,離れるわけにも行かなくなった。

15分ほど並んで店内へ。

お味は綺麗な,ほどよいこってり感。チャーシューもほろほろで良くできている。やっぱり行列が出来て競争できるお店というのは,欠点がないものだね。



諡までするつもりはないのだけど

自宅PCが起動しなくなった。先日までは特に問題なかったが,今日はBIOSレベルでHDDを認識しなくなっている。
ケーブルが外れたりしてる,という可能性はそんなに高くないと思う。HDDそのものがやられたのかな。
なんにせよ,お亡くなりになりました。

自作マシンの三代目。それぞれ名前をつけていて,初代はGreco,二代目はClice,そして三代目Gin。

日記を読み返してわかったけど,Ginちゃんは2003年10月にうちに来ている。もう7年も前のものだ!むしろ,よく今日までもったな,という感じ*1

だんだん重たくもなって,遅くなって,仕事に使えなくなって,結果使用頻度は少なくなっていったのだが,家に一台ぐらいデスクトップがないと不便なんだよね。
一番不便なのは,iTunesのような母艦に固定されたアプリがまだあるということ。噂じゃぁ,この秋にもiTunesがクラウド化するっていうけど。
二番目に不便なのは,プリンタ+個人情報=年賀状印刷ですな。これはノートの小さい画面じゃ不便だし,iPadみたいなビューワーには出来ない仕事なので。
でも,この二点が解決されたら,自宅にデスクトップがある必要はなくなるのか・・・

長い間ありがとうございました。

余談ですが,愛車の名前を「ジョージ・小金井」にしました。私の車に乗るときは「ジョージ」or「小金井さん」の呼称を積極的にご利用ください。

*1:ブログをつけ始めたのが2003年の誕生日付近。昔の日記を読むというのも面白いな。「コスギーズエンジェルが7〜8人ほしい」って何をしようとしていたんだろう俺。



肺炎なめてます?

ブログに肺炎と書いたら,母から心配の電話が。
第一声は,入院しなくて大丈夫か,だった。死ぬこともあるんやから,と。確かに,そりゃそうだ。

が,今日も病院に行ってきたのだが,先生の感じでは薬の効果がみられるので,このまま行きましょうと。あと一日,二日は出勤できないけど(うつすから),週末の学会は大丈夫ですよ,頑張ってらっしゃい,という感じ。つまり,ちょっと種類の違う風邪,ぐらいのあつかいだったわけで。多分薬も,昔よりよく効くようになっているんだろうな*1

自分の感覚でも,薬のおかげで熱が上がらないので,特にダルさを感じることもなく,平常どおりの感じ。
一応家族と部屋を分けて,個室にこもっているので,ゴロゴロして夕方少し寝てしまったけど,これは多分病期によるものじゃなくて(遠因かも知れないけど),夜中に起きていた生活リズムの問題。つまり,あんまり危機感が募らない。

ネットで調べたが入院治療になるのは,熱が高い時で老人や乳幼児と同居している場合,といった時のようだけど,自宅療養でもよいとある。うちには幼児と妊婦(と小児)がいるが・・・なんというか,子育てをしていると家族の誰かがウイルス的病気になったらもう,あきらめるということにしている。上の子が病気したら下の子もなる。大人は基本元気であれば大丈夫だけど,ちょっと弱っていたらやられる。旅行なんかに行くと,帰ってきたら子どものどっちかがダウンするリスクは計算済み。だから,今回も妻は「嫌やけど,うつってるとしたらもうあかんやろ」という感じで,これまた危機感を高めないように作用する。

うーん。初めてのことなので,ちょっと正確にリスクを見積もるのは難しいんだけど,もう少し厳格に家族と接しないようにして(引きこもって)居るべきなのかなぁ・・・。

*1:母に,一回飲んだら7日効くという薬を飲んでいる,といったらそんなもんあるか,と笑われた。




top