事務・ゲーム

ありがたいことに、研究費がもらえることになった。今日はその説明会に出席してきました。

公金なので、ちゃんと研究が進むように使わなければならない。私的な不正使用はもちろん許されない。ということで、マニュアルがあります。トホホ。心意気として、不正使用するつもりなんかは毛頭無い!と思っているのだが、この気持ちだけじゃダメなんですね。ちゃんとマニュアルに従わないと。

会議中、何か質問があれば、といって何人かの先生が質問をされる。
思ったのだが、あれ、質問すればするほど損をするんじゃないか。お金をうまく使おうという利得獲得ゲームをやっていて、アンパイアじゃなく、プレイヤーの方からルールを決めていくようなイメージ。

「〜ってことなんですけど、具体的にはどのように?」とか、「〜ってことですが、こういう事例は?」という質問が出る。そのたびに、これはこうして下さい、これはこうです、という答えが返ってくるわけで。多分、そういう質問が、来年度の資料にはマニュアルに追加される条項になるのだ。こうしてどんどんマニュアルが膨らんでいく。

マニュアルが膨らむと困るのは、それに合わせなければならない我々なわけで。ハッキリすればするほど、縛られていくのよ。自縄自縛とはこういうことよ。そういうのは、公の場で聞くんじゃなくて、個別対応にしてもらえんかなぁ。

存外、根本的な「ちゃんと使おうという心意気」の方が間違っている人が、問題を起こすんじゃねぇか。公費で買うのにポイント還元のお店を選んだりとか、資料収集と銘打って遊びに行ったりとか。俺みたいに公金を使うのは初めての人は、ビビリまくってまともな使い方しかできないですよ。

笑ったのは、歴史の研究している人が、資料収集を理由に出張したいときの話。資料を「収集」できない(閲覧だけ)んですけど、どうやって旅費を申請すればいいか、という問い。事務としては、何かそこに行きました、という証拠が欲しいという。証拠は例えば、写真でもいいらしい。あるいは、現地の文房具屋で文房具を(公費で)買い、領収書を切ってもらえれば、そこには販売店の住所があるので証明になるという。資料を収集するたびに、エンピツが増えていく研究室を想像すると笑えてきた。

また、そういう証拠が提出できない場合、理由書がいるとのこと。写真も撮れなかった、というときは、理由の欄に「カメラを持って行くのを忘れたから」と書くそうだ(爆)

マニュアル主義万歳!

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