夜間子ども急病センターにいった顛末

僕はイライラせずに生活したいし、比較的安定した精神状態を保っていられていると思うが、それは「空腹でないこと」「相手が理不尽ではないこと」という二つの条件が満たされるときに限られるようである。すなわち、空腹時に子どもが泣き出したりすると、イライラする。傍目にわかる程度にイライラする。
今夜は妻に「とりあえず、なんか食べたら」と言われたほどにだ。

今日は雨の中、20日30日5%オフ、しかもポイント5倍デーという状況=大混雑の中、一般庶民らしく人ごみにまぎれてお買い物に出かけたのです。しかも、最近靴がぼろくなってきて、ちょっとした雨でも靴下に水が染みてくるようになってきている。大分いやな気分になるわけで。

そんな気分であっても、なるべく気分をあげていくためにも、昨夜ビデオで見た兵庫は長田のあたりにある「ぼっかけ」を使ったお好み焼きを作ってみようと思い立ち、帰宅すると牛すじを煮込んだりしてイソイソと動き回っていたのです。

妻と子どもはその間に先に風呂に入ったりして。俺は空腹を我慢しながら料理を準備して、うまくいったらきっとおいしかろうとウキウキしながらやっていたのですが。

子どもたち。一番上の子はある程度理屈が通じるので、今みているテレビはビデオで録画しておいてやるから,さっさとお風呂に入っておいでというと入りにいった。
問題は二番目の長男坊。三人目ができてから,かまってもらえないことにストレスを抱えているのか,最近はやたらとワガママで手が付けられないこともあるほど。今日もそうで、「おなかが痛い」という。この手の訴えは、どうしても手を留めてその子にかまわないといけないので、面倒なことではある。そして、どうもそれをわかっているくさい。かまってもらいたくて、おなかが痛いとか、トイレに行きたいということがしばしばある。
今日もそうだろうと思って、一度、二度はトイレに行ったけど別に何かが出る訳でもなく、忙しい最中に面倒なだけなので放置し続けていた。

しばらくすると妻子が風呂から出てきて、自分も風呂に入りたかったけれども、もう先に夕飯にしよう、とお好み焼きを焼き始めた。
その間も、坊主は「おなか痛いおなか痛い」と床をゴロゴロ転がり回っている。それに末娘の泣き声も加わって、もう訳が分からんような状態。なんせ、3歳以下は説得が効く相手ではないのですから。
痛い痛いと言い続け、収まる様子もないので「ようし、本当に痛いのなら病院に行こう。病院に行って,お医者さんに痛い注射でもしてもらおう!」といったら、驚いたことに息子は「病院いく」と答えるではないか。
空腹とビールを我慢してイライラ、さらにお好み焼きをひっくり返すのに失敗してさらにイライラポイントUPしている中。しかし妻は風呂上がりだし、動ける大人は俺一人。ただのワガママ,かまってもらいたがりだと思ってはいたが、売り言葉に買い言葉で、よしいったらぁ!と夜のお出かけ開始。

酒は飲んでいなかったけど、徒歩十分ぐらいのところに赤十字病院があり、そこで緊急もあつかっているので歩いていくことに。しかも、そこは地域の夜間子ども急病センターというのができていて、ありがたかったです。
歩く道中もずっと「ほんとに痛いのか。引き返すなら今だぞ」と言い続けていたが、息子は「痛い。いく」と意志を曲げないので、俺もひょっとしたら何か本当に大きな病気なのかしら,と思ったりして病院へ。

数名診察待ちをしていたけど、すぐに呼ばれて診察。おなかのあちこちを触ってから、お医者さんが言うには「熱はない、嘔吐をしてない、下痢があるだけなら、風邪でしょう。食欲もないらしいし、鼻もちょっと出ているし。鼻と咳の風邪薬出しておきます。お大事に」でFA。ほうらね、何でもなかったじゃない。

診察が終わって、息子に「どうだ,まだ痛むか」と聞いてみたら「痛くない。おなかすいた」と今までの主張を完全に逆転させる。しかしまぁ、ちょっと元気がないのは確かだし、おとなしくしているので、まぁ仕方がないかと。
今後、嘔吐がなければ緊急に駆け込むほどではないな,ということを学習できたのは収穫だった。

さて、帰宅してくるとまたワガママの連発で、やれあれが食べたいこれが食べたい、ジュースが飲みたいとか言い出す。だから、「病院に行ったからお前は病気になったのだ!お医者さんがいうように、お前はうどんかおかゆしか食べられないのだ,わかったか」というと「もう食べん!」といって作ってやったうどんを食べずに泣き出す始末。あー、面倒くさい。

俺はと言えば、空腹のピークも越え、冷めたご飯でビールを少しやって、飲む気も薄れてヤレヤレな感じ。

ま、明日の講義で話すネタができたかな。愚痴とともに正常性バイアスのことについて語ってみよう。
あと、食事とお酒が押さえられたからダイエットにもなったし!

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