「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見たを読む。
ちょっと思うところがあって、読んでみたのだ。読みやすかったので一日で読了した。
要するに、市販の心理テストは使い物にならないってことです。
主な理由は、標準化されたのが半世紀も前だから、というもの。あと、心理学者の手を離れて、テスト屋さんが出張ってくると、科学的な信頼性・妥当性は崩れてくるわな。
この本の著者に「心理尺度集」みたいなものを見せたら、なんて言うだろうかね(苦笑)
私も最近の尺度の使われ方には辟易している。
後輩Hにも指摘されましたけどね、じゃあお前は作ったことがあるのかって。
作り方は知っているし、人にも教えます。それはハッキリしているから。
私は怖いから作りません。作るとしたら、ライフワークになっちゃう。やるんだったら無責任にはできませんから。そんなライフワークはいやですから。
なんとか尺度なしでできることってないだろうか、と常々考えながら心理学やってます。
ところで、同時に買ったのが反社会学講座
この二冊を同時に読むと、世の中を斜に見るクセがつきます。
ちょっと疲れます(笑)