目覚ましがなって目覚めると、隣に後輩二人がぐっすり眠っている。
三時ぐらいまでは記憶があるが、その後は「そろそろお休みになってはどうですか」と勧められた気がするので(当然はっきりした記憶はない)、彼らはその後も飲んでいたんでしょう。
牛乳をコップにいっぱいもらって、一人で登校。アサイチで授業があるのだ。
8時15分頃に後輩の家を出る。9時の授業に間に合わねばならぬ。
聞くところによると、大学までは歩いて20分ほどだそうだから、十分間に合うだろうと思った。
問題は、道を知らないということだ。
空を見て、おそらくあっちが大学だろうという方向はわかったので、長い坂を上っていく。
途中で高校生らしき学生の群れが、とある角でどんどん曲がっていくので、なるほどそっちが大通りかと一緒に曲がって間違えた。
道がグネグネまがり、団地を抜け、マンションの中をとおり、見たこともない景色の中、道沿いに歩いて歩いて・・・
何とかたどり着いた。9時5分前である。朝からの運動にしては、チトきつかった。
ちなみに、昨日一緒に飲んでいた学生は遅刻してきた。遅刻するな、と言ったのに。私は時間に厳しいのですよ。