朝からバスに乗って京都駅へ。市バスが予定より五分ほど遅れてしまったので、関空に行くハイウェイバスを一本逃した。ので、11時集合だったのに、半時間遅刻。
何かと言って。後輩が海外旅行する人を対象に調査をし、それを修士論文にするという。そのデータを集めるため、海外旅行者が一杯いる関空を調査場所にするわけだ。関空の会社に連絡を入れ、きちんと許可をもらっている、研究室としても責任あるプロジェクトである。
とまぁそういうわけで、監督に行ったわけです。最近は関空もお客集めのために、ラウンジを開放したりしているらしいし、夜景を見たりするのにも良い、ちょっとしたところに変身しようとしている、というニュースも聞いていたので、楽しみだった。
関空につくと、後輩二人が早速調査をしていた。
「あれ、手ぶら?」と聞かれる。
「そりゃそうじゃろ」と答える。
簡単に調査のやり方を聞く。いくつか資料をもらう。
で、ウロウロした。
四階のフロアでボディ・チェックの手前ならどこをうろついてもいいというので、へー、とかほー、とか思いながらウロウロした。
一時半頃に一旦休憩。
混雑時とそうでないときとが、半時間ぐらいで入れ替わる。大きな波は朝と夕にあるらしい。
お昼ご飯は、ローソンで弁当を買って、その辺で食べた。関空の食事どころはどこも高いから、色気がないけど仕方がない。その後、後輩のオゴリで(!)ドリンクバーのあるところで一休み。どうせ夕方まで人がいないから、ということらしい。
午前中に十五部とれたそうだ。目標は五十部だそうで。私は午前中、まるで仕事をしていない。後輩は「何しに来たんだ」と思っていたみたいだが・・・午後は調査員として働かされた。(涙)
調査は大変。断られると凹むし、調査を受けてくれる人を探すため、最初は目新しかった場所も、腹が立つほどウロウロする。
万歩計をつけていたら、一万歩は軽く行ったはず。
19時前に終わった頃には、足が棒になっていた。
帰りのバスまで時間があったので、後輩と二人で(一人はバイトがあるということで、途中で帰った)ビールを飲んで「お疲れ様」会。彼は「しんどい」を連呼するが、自分の修論なんだから、それぐらい当然ですよ。お金がかかっちゃうのが可哀想だけど(毎日関空に来るだけでも、バカにならないはず。調査期間は二週間強?)。
ということで、一日無料で奉仕してきました。
ま、たまには実際の調査をやらないと、デスクワークばかりだと自分が社会心理学者だということを忘れてしまうからな。
帰宅後、近所のジャスコに湿布を買いに行き、足に貼りましたとさ。