統計の本はいつも不十分だ

今日は院生相手の講義。内要因分散分析のところだったのだが、例を出して計算を始めるとどうにも数値があわない。教える側が予習をしていかなかったせいで、みんな混乱の中、必死で電卓を叩き続けた。

13時スタートで、途中雑談や休憩があったものの、18時までやっておりました。
大変疲れましたとさ。

で、答えが結局合っていないので、近々検算します。統計小杉本も書き進めます。

それにしても、統計の本はいつも不十分。
簡単な計算の手順(簡略化した方式)を書いてくれてはいるのだが、簡略化しないやり方は書いてない。ので、原理と計算プロセスが一致しないので、イメージができないのだ。両方書いてる本は滅多にないね。

究極的には、ユーザーとして、統計は「深入りしてはいけない」ものなのだという思いが強くなった。
掘り下げすぎると、帰って使いにくくなるものなのだ。