大学に行く。いくつかたまった仕事を片づけるため。
- アカウント削除。
大学のパソコン(WindowsXP)は基本的に自分のアカウントで使うが、.Net Studioなどアドミン権限を要するものは、事務員に頼んでAdminで入ってもらう。しかし問題発生。Admin権限を借りていたとき、MSMessengerを使っていたのだが、先日後輩が同様にAdminでそこに入ったとき、私の.Net Passportが使えてしまったというのだ。勝手にログインしてしまうのは、自動起動するオプションを外すだけでは対応できなかった。結局対処法は、コンパネからアカウントを削除するというだけだったので、わかったらすぐに終わった。
- システム修復
指導教授のWindowsXPが起動しなくなった。WinXPの画面が出て、「ようこそ」と出た次に「アプリケーションの起動に失敗した」などといわれる。起動に失敗するアプリが、IEだからどうしようもない。そこから動きようがないのだ。
とりあえずセーフモードで起動してみる。同様の失敗。
仕方がないので、CDブートしてコマンドプロンプトに入り、システムフォルダを見て驚いた。Autoexec.batなど、いくつかの基本的ファイルが全て0kbになっている。typeコマンドで中を表示させようにも、空っぽ。こりゃー、何か謎のウィルスにやられたな、意外と深刻だな、と。
まずは修復セットアップを試みる。セットアップは成功するも、今度は起動−再起動−起動−再起動の繰り返しで、Windows画面にすらならなくなった。意外としつこい病気か?
c:\windows2というフォルダを作り、そこにOSを再インストール。今度は起動し、前のファイルなどもさわれるようになったが、アプリはレジストリが空っぽなので、実行ファイルを叩いても起動しない。教授に相談し、必要なデータファイルだけ抜き出すことにする。ありがたいことに、マイドキュメント・フォルダに全てのデータが入っていて、全部抜き出しても360MBぐらい。USBメモリに入ってしまうのだ。たまたま512MBのメモリがあったからね。そこにデータを待避させる。
FDISK、フォーマットから始める完全再インストール。今度はちゃんとできました。当然だけど。
MBRが書き換えられてないのか、最初にWindowsXPが三つ表示されて「どれを起動する?」とイチイチ聞いてくるのが面倒なだけで、後は特に問題がない。まだネットには繋がっていないので、これ以上の設定はしてないが、峠は越えただろう。ネットの設定は大学の情報センターが担当してくれるということなので、安心である。
しっかし、何のウィルスが入り込んだんだろうか。先生もいぶかんしんでおられたが、厄介なことをしてくれたもんである。先生には悪いが、反面教師にさせていただいてウィルス対策ソフトのデータファイルアップデートや、バックアップはこまめにするなどして、気をつけておこうと思った次第。
余談だが、作業の合間に論文の指導をくださり、いろいろ資料を貸してもらったりした。あと「もう使わないから」というフォートランの本をもらった。ターゲットマトリックスに回転する因子分析するプログラムなども書いてあって、当時のバイブルだったそうだ。役得役得♪
- 悪事
明らかな違法行為を繰り返す。
- 印刷
大量のデータは、大学のプリンタリボンをすり減らすに限る。
- データの確認
データ分析をする宿題を課されているのだが、どうもそのデータの素性がまともではない。デジタルデータでもらったのだが、並びが不自然なのだ(写真との対応がつかない、といえばわかる人はわかる)。そこで、被験者に書いてもらったデータや写真のネガなどを見ながら、きちんと対応づけなければならない。
今日はこの作業をするつもりだったが、再インストール作業のためなんだかやる気がなくなって、ネガとデータだけ持って帰った。鞄がグッと重くなった。