日本語

 ベランダで採れたプチトマトを食べる。美味い。

 昨夜は遅くまで、姓名判断で遊んでしまった。友人が子供に付けた名前を、勝手に鑑定していたのだ。

 面白いので、自分の名前や苗字でも遊んでみる。
 苗字を入れるとそれにあう名前を出してくれたり、一文字指定して、その前後にあう名前を探してくれたり。
 しかし、辞書がやることなので変な名前も付けてくれる。「考」という字を子供にもあげようと思うと、「考鱧」という字がいいらしい。ハモなんて人名につかわんだろう(笑)
 女の子の名前なら?とおもって検索してみたら「たれ蔵」という候補が出てきた。どういう漢字辞書だ(笑)

 話は変わるが、日本語の普及率に疑問が生じた。
 今日は性格心理学と心理テストについて、語ってきた。BigFive尺度という尺度を学生にやってもらったのだが、途中で質問が出た。

 「不精な」、「無頓着な」、「かんしゃくもち」、「無節操」。
 これらの字が読めない子、あるいは意味がわからない子が続出。そんなに難しい言葉ではないと思うのだが・・・。

 次の授業では、ビデオを見せて、感想を書いてもらった。
 ほとんどの子供が書いていたのが「ありえない」。
 ありえないもなにも、フィクションの映画なんだけどな。ともかく、表現の散らばりが小さすぎる。

 ある子は「本間に気持ち悪かった」と書いている。どうやら「ほんまに」を変換したようだ。「ほんま」は「本当」の大阪弁なんですが。

 私自身、自分の日本語能力は、先輩方よりも劣ると思っている。そんな自身のない俺の目から見てもヤバイと思うのだから、三代先はどんな日本語を話すようになるのだろうかと思うと、心配になってくる。 

 追記 N=5の場合、構造同値を除いた独立パターンは9608個。これを出すのに丸四日かかったが、得たものはすごいんですよ。わかってくれる人・・・国内に3名ぐらいかな。