酒の上の美学

 アルゴリズムが少し思い進んだ。

 全てのありうるパターン(組み合わせ)を考えた上で、並べ替え(順列)をやると、時間がかかりすぎる。
 ので、ひとつの状態を並べ替えることで、パターンとマッチするかどうかを考え、新しいパターンなら記録する、という方法鵜にすればいいのだ。
 そう思って、努力中。
 予定では二日もすればできるはずのアルゴリズムだが、幾何級数的に増えていく数字に悩まされています。
 ともかく先は見えているのだ、ガンバレ俺。

 ゼミの後、後輩と夕食(飲み会)につきあう。久しぶりのことだ。
 書類を遅ればせながら出せたこと、のどがかわいていたこと、お腹が空いていたこと、サイフに少しばかりお金があったこと、妻が割と好意的に「いってらっしゃい」と言ってくれたこともあって、久しぶりに参加してきた。

 飲み会というのは、無駄に時間を過ごしているわけではない。

 今日だって、どうかすると後輩二人が業績を二つあげることができるような酒の上の勢いが生じたのだ。

 こういうポジティブななにかが生まれるのも酒の席のメリットなのである。

 もちろん、俺も後輩に負けているつもりはない。
 くどいようだが、今月は論文を一本書く予定である。