大人の意地

 今日、大学の最寄り駅で、半時間弱寝た。

 電車に一時間半ぐらい揺られていくので、道中は寝ていることが多い。
 で、大学の最寄り駅まで着いたとき、なんか学生がわらわら〜と出口に詰めかけていて、動きそうになかったので、ホームのベンチで座って待っていたら、気がついたら電車一本分ぐらい寝過ごしていたようだ。
 驚いた。
 春眠暁を覚えず、ってこのことなのね。

 今日は朝から大学に行って、できるだけ生産的な活動をする。家にいたらあんまりやらないので、頑張ってやったつもりですよ。

 夜は学部ゼミの子と飲み会。明日の一時間目に授業があって、この子たちを指導する立場に立つのだが、「飲まして酔いつぶれたら明日の一限が無くなる」みたいな噂が流布していた。
 しかしこちらも大人である。意地がある。毎日のように飲んで、肝臓を鍛えている(?)経験もある。ので、やれるものならやってみろと思いつつ、若者にとけ込むべく酒を飲む。
 結局酔いつぶれることも叶わず、最後まで素面のまま、終電を気にして帰ってきました。

 家が一番いい。嫁さんと一緒に酔いつぶれられるのが、一番いい。

 明日は六時台に起きます。9時から一分でも遅刻したら、私は学生を許しませぬ。