今日は指導教授のところにお年始の挨拶。
ゼミ生が揃って挨拶に訪れた。これも毎年の恒例行事。
先生のところは、奥さんのお料理が美味しく、お酒もどんどん進む。一人ワイン一本あけるぐらいのペースで飲んでいた。
夕方帰るが、それでも5時間近く飲んでいた計算になる。
帰宅すると、妻と愉快な仲間達が出迎えてくれた。
新年会のようなもんですな。カニ鍋をしておりました。
流石にお酒を飲み足すほど元気はなかったのだが、楽しく過ごす。
何より妖精的友人Mが、破壊力抜群のボケをかましてくれるので笑いが止まらない。
子供が出来た夫婦も来ていたのだが、彼らの子供の名前を考えているとき、どんどんおかしなネーミングを出してくる。
一番笑ったのは女の子ならリカってのはどう?という話をしているときに「利家」という字を充てたときか。
そんなこんなで、今日も友人が泊まりつつ、夜が更けていく。
ところで、今日一冊の本を買った。
「男と女のすべてのことは数学でわかる―「出会いの確率」から「相性のいいパートナーの秘密」まで」柳谷 晃 (著)
という本である。
中身が非常に薄い駄本なので、すらすら読めます。
まだ読んでいる途中だが、腹立たしくて仕方ない。
数理社会心理学の確立を目指す一学徒としては、思いつきで書いているような、何の裏付けもない議論の進め方に腹が立つと同時に、この程度の話すらできない社会心理学に腹が立つ。かなり愚弄された気分である。この程度の話、もっとうまく社会心理学者がやっておいて欲しい。それでも、こういう本でさえ、「数学」という言葉だけにおののいて読まない人間がいるかと思うと、それも悲しい。
一読の価値ありです。
いずれどこかの大学で、参考図書に挙げるとしよう。トホホホホ。