できるはず

 今日は電話で起こされた。

 昨日採点していたのだが、そのとき実は、ひとつ重大な問題があったのだ。
 名簿では出席していることになっている子の、回答用紙がないのである。昨日あわてて教務課に電話したら、担当者が帰ったので、明日確認するとのこと。その結果を知らせに来てくれた電話だった。
 結果は「どこにもありません。どうしましょう」というもの。200人以上いる授業だったから、テストは事務員が補助としてつく。実際の業務は彼らに任せていたので、彼らが回収ミスをした、というようなことになれば、私にはドウシヨウモナイのである。ともかくも、学生に知らせて、また連絡しますとのこと。

 台風が近づいているが、雨はまだ降っていない。昨日妻は、自分の愛車(自転車)を仕事場に置いてバスで帰ってきたから、気になっていたようである。で、朝はまだ降っていないので、取りに行ってあげることにした。妻が自分で行ってもいいのだが、起きてすぐ家を出られるわけでなし、時刻表調べたらバスがすぐそこまで来ていたので、急遽私が飛び出すことになったのだ。
 バスに一時間揺られていく。自転車を一時間弱こいで帰る。朝からいきなり2時間の運動。

 ついでなので、マクドナルドでお昼ご飯を買って帰った。マクドナルドでは、今60秒キャンペーンをやっている。注文が終わるやいなや、「キャンペーンでーす」といって砂時計を倒す。砂が落ちきるまでに全部揃えるというのだ。そんなことして、あわてて、失敗しないかな?と危惧していたら、案の定ナゲットのソースを間違えてやがった。マスタードをお願いしたのに。なんで自縄自縛しといて失敗するかな。

 大学から再び電話。学生は実は受験していなかったとのこと!これが一番ありがたい解である。
 これで採点ができることになった。最後に採点原簿に結果を書き写していくのだ。個人の人生にも関わることで、断じて書き間違え等があってはならぬ、と慎重につけていく。気疲れしたわい。
 追試・再試験を施すことにしたので、その問題も作る。これはちゃちゃっとできました。
 ともかく、これでやっと全部終わった。後は厳封した封筒を大学に送るだけだ。

 休憩がてら、ネットで中古車を見て回る。気軽に何件か、見積もりをお願いした。と言っても、「見積もり」ボタンを押しただけ。後はフォームに連絡先(メアドなど)を書き込めば、向こうが連絡してくるという。台風が来ているのに、在宅で見積もりが取れる。いい時代だ。
 その後、早速何件かメールやファックスが入る。やっぱ早いね。便利だね。

 アクセスを使った文献データベースができた。フォームを使ってデータを入力できるので、大変便利になった。
 しかし、もっと便利にしたい。すなわち、ボタンひとつでTeXフォームで出力するという機能を付けたいのだ。データをエクセルにコピー&ペーストし、必要なデータエリアだけ切り出して、CSV形式で出力、それを秀丸マクロかVBTeXフォームに変換・・・とすればいいのだが、面倒だし、美しくない。せっかくのAccessなんだから、Access上で直接VBを起動できるはずなのだ。Accessから、ボタンを押せば出力ファイル名を入力できるコモンダイアログボックスが開いて、ファイル名を入力したら、必要なデータエリア部分だけをASCIIファイルで出力・・・うーん、美しい。

 とここまで夢想して、ふと思った。
 いずれにせよ、現段階で論文に直結する作業ではないのだ(当たり前)。時間がないんだから、文献は今決着を付けるのではなく、これから4ヶ月の間に、論文と平衡してやっていけばよいさ・・・。

 これに気づくのに、今日一日かかりました。てへ。