開幕戦は落としたようだが、これは私の読み通り。私の読みでは、明日から二連勝である。
今日は先日袋詰めした資料を、学生に配布するバイトの日である。
このバイト、「教学補佐」という名称がついているのだが、要するに大学の事務手伝いである。大学院生が大学内でできるバイトで、試験監督や入学式、卒業式の生徒誘導、履修や書庫の受付などをする。学内でできることと、高給であることから、みんながなりたがるバイトである。
私はこれを、M2の時からやっている。おかげで生活はだいぶん潤った。普通の大学院生に比べれば、かなりリッチな院生生活を送れたのだ。結婚資金も貯められたからなぁ。
そのバイトも今日で終わりである。学生が学生証と引き替えにもらってきた「学生情報カード」を我々に提示すれば、そこに書いてある学生番号を元に、成績表などが入った袋を渡す、単純作業である。単純作業で、ともすれば退屈になり勝ちなんだが、「これでバイト納め」と思いながら、気を奮い立たせてやった。
しかし最近の学生は質が落ちているな、と思った。態度が悪いとか、挨拶をしないぐらいは許すが、漢字およびその意味がわからんというのには辟易した。学生情報として、家族の氏名を書く欄があったのだが、そこに「就学している家族」「自分を除いて就学している家族」と書いてある。この「就学」の意味が分からない、と聞いてきた学生がいたのだ。「これは学校に行っているご家族の方がいれば、ここに書いてもらうのですよ」と教えたら、書いてきたのは「就学している家族」の欄に、両親、兄妹の名前を書いてきた。「君のところは、ご家族全員学生さんですか?」と聞いたのは言うまでもない。
帰宅して、4年間働いた自分のためもあって、乾杯した。
体調は完全復活。なにかに当たっていたのだろうな。でも完全復調ですよ。どんどん飲めるもの。