政党と政策のプロット

先日こんなツイートをしましてね.

 

 

 

で,自分で言うときながら,「この3つの論点が独立でない」ってのはどんなイメージになるんだろう,とおもって,分析してみました。

 

分析には,Rと青木先生のサイトhttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/ とこの選挙総合サイトhttp://go2senkyo.com/blog/archives/6265 を使います。

 

選挙サイトの情報がちょっと古いかもしれない(今日現在で,日本未来の党にかんする情報が載ってなかった)が,一応「消費税」「原発」「TPP」について,賛成,反対,意見保留(条件付き,あるいは分からない)の三段階がある。これをデータにして,双対尺度法で分析,プロットしてみた。

ソースコードはRpubs http://rpubs.com/kosugitti/3022 にアップしました)

結果は次の通り。

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左下でゴッチャリしているのは,「共産党」「新党大地」「日本新党」が全く同じ(全部反対)なので座標も同じになっちゃう。自民党と公明党もこの3つに関してはほぼ同じなので,右下でかぶってる。

 

ま,意見保留・条件付き,をどう評価するかにも依るんだけど,日本維新の会は結局自民,公明と同じ方向性ということ。そういう意味では,第三極じゃないんだよなw

みんなの党国民新党は,左・右の真ん中あたりを狙ってるのかな。民主党は幸福実現等と同じ方向性にいっちゃったねえ。

これだけみれば,現政権系,右派,左派,という別れ方みたいです。

 

さて,政策の相関関係なんだけど,意見保留・条件付き(△)を無視して,賛成(○),反対(×)だけを結んだ補助線をいれると次のようになる。

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これを見ると,消費税の賛成・反対と,原発問題はほぼ直交する議論であり,TPPの参加・反対は両者と相関する話(ただし原発問題と相関は高い)なのだなということがわかる。

 

これは12月03日現在の話で,今後二週間の間に態度を変えてくるところも出てくるだろうし,この3つ以外の論点もあるんですけど,ちょっとは投票に際して考えやすくなったかなあ。