午前中に,小学校の音楽会が市民館でひらかれた。
しばらく前から練習していたし,指折り数えて待っていたし,学校で書かされたのであろう招待状まで渡されたので,いってきた。
娘の担当パートは大太鼓。鉄琴をきぼうしていたのだが,それは別の子にとられたみたい。他にもピアノや木琴,パーカッションパートは色々あるのだが,なぜ大太鼓なんだろうなぁと思っていた。
一応ピアノは習わせてあるんだから,メロディを奏でるぐらいはできるだろうに。
それもまあ,一般的には鍵盤ハーモニカであって,大太鼓という特殊楽器をまかされたのは多少なりとも音楽教育の効果があったのか,と思って見に行った。
あのですね,親バカなのかもしれませんが,とても上手にやってました。とてもすばらしい。完璧です。奇麗にリズムを刻んでいる。指揮者をしっかり見て,とっても正確なリズム!
うちの子,シーケンサーの才能がある!
素人の演奏というのはよくあるように,メロディがリズムに合わないのがよくある失敗な訳です。例えば学生バンドとかでも上手く聞かせるのは,リズムとベースがうまいバンド。ギターやボーカルがとてもうまくても,リズムやベースがグダグダだったらきけたもんじゃない。
一年生や二年生はまだまだガキンチョなので,とうぜん上物のメロディやリズム(鈴など)は走ってしまうわけです。指揮者が何とかそれをおさえる。ピアノを担当するような上手な子はちゃんとテンポを守れるんだけど,全体として聞いたときにどうしても下手に聞こえてしまう。
そういう意味で,今年の二年生の音楽をしっかり支えたのは,娘の大太鼓です。
娘の大太鼓です!